内容説明
法皇親政を理想視し、尚古主義の一般的価値意識、また芸文尊重、そして又、貴族たちへの和歌の啓発啓蒙的意識を心に秘めつつ、和歌や芸文の美というものを、時代の流れに添って、濃やかに述べ現わした、傑れた歴史物語―。後一条帝から安徳帝の前まで、十三代、一四五年間を採り上げた紀伝体の歴史物語の全注釈。
目次
第1編 今鏡概説―総論と解題
第2編 今鏡全注釈(すべらぎ;藤波;村上の源氏;御子たち;昔語り;打聞き)
著者等紹介
河北騰[カワキタノボル]
昭和2年(1927)京都府綾部市に生まれる。東京大学文学部国文学科卒業。東京大学大学院(旧制)満期修了。文学博士。専攻は、平安時代歴史物語。立正大学大学院教授を勤め、獨協大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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