出版社内容情報
移りゆく「ことば」をどう捉えればいいのか?
西日本の音韻とアクセントを
史的及び方言から考察する、
全4章21編。
Ⅰ 音韻史
1 発音の移り変わり
2 姫考--連濁をめぐって--
3 松原と柳原--ハ行転呼を中心に--
Ⅱ アクセントの史的変化と方言アクセント
1 アクセント概説--史的変化と方言分布--
2 佐柳(さなぎ)アクセントの提起するもの
3 魚島(うおしま)アクセントの変遷
4 愛媛県魚島における老年層のアクセント--服部・金田一両博士に伺う--
Ⅲ 声点資料によるアクセント研究
1 アクセントの歴史
2 アクセント資料集利用の問題点
3 アクセント史からの提言
4 去声と去声点
5 「袖中抄」声点考
6 注釈を読む--顕昭「袖中抄」の声点から--
7 「顕昭拾遺抄注」の声点考
8 京大本「後拾遺抄注」声点考
9 天理本「散木集注」声点考
Ⅳ 定家とアクセント
1 「僻案抄」声点考
2 「僻案抄」における後撰・拾遺の声点
3 『熊野御幸記』の声点
4 古今和歌集の表記
5 定家本翻刻についてのお願い--「明月記」の仮名遣から--
初出一覧
あとがき
索引
内容説明
移りゆく「ことば」をどう捉えればいいのか?西日本の音韻とアクセントを史的及び方言から考察する、全4章21編。
目次
1 音韻史(発音の移り変り;姫考―連濁をめぐって ほか)
2 アクセントの史的変化と方言アクセント(アクセント概説―史的変化と方言分布;佐柳アクセントの提起するもの ほか)
3 声点資料によるアクセント研究(アクセントの歴史;アクセント資料集利用の問題点 ほか)
4 定家とアクセント(「僻案抄」声点考;「僻案抄」における後撰・拾遺の声点 ほか)
著者等紹介
秋永一枝[アキナガカズエ]
昭和3年(1928年)、東京市本所区東両国(現墨田区両国)に生れ、同地で生育。早稲田大学第一文学部卒業(1951年)、後に同大学院修士課程・博士課程に進む。「古今和歌集声点本の研究」で博士号取得、平成3年度新村出賞を受賞。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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