内容説明
歌と散文が相互に創り出す、古代史書の表現世界を捉える。日本書紀のすべての歌128首と前後の文について注釈を加えることで、歌によって、歴史叙述が動き出す様が明らかとなる。日本書紀の新しい魅力を、見事に描き出した本。
目次
神代紀
神武紀
崇神紀
景行紀
神功紀
応神紀
仁徳紀
履中紀
允恭紀
安康紀
雄略記
顕宗記
武烈記
継体記
欽明記
推古記:舒明記
皇極記
孝徳記
斉明記
天智記
著者等紹介
大久間喜一郎[オオクマキイチロウ]
1917年生まれ。1940年國學院大學文学部卒。文学博士。明治大学教授を経て高岡市万葉歴史館館長。現在、同名誉館長
居駒永幸[イコマナガユキ]
1951年生まれ。1979年國學院大學大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。明治大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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