出版社内容情報
没後10年。/変遷する時代の研究動向とは距離をとりながら、独自の存在感を持った方法論を打ち立てた、独創的な国文学者、高橋新太郎の仕事を、今、振り返る。全3冊のシリーズ。//第3冊目『集書日誌・詩誌「リアン」のこと』は
内容説明
膨大な古書を媒介に、書物や雑誌そのものに「近代日本文学」の虚実を語らせる。『彷書月刊』に連載し続けた「集書日誌」と、詩誌「リアン」に関する論考を収録。
目次
「集書日誌」(非売の好著との出逢い;払出本のこと、その他;未来派?の百匙老先生;河合教授事件の裏文献;敗戦直後の海外邦字誌 ほか)
詩誌「リアン」のこと(竹中久七論―「リアン」芸術運動の旗手;詩誌『Rien』芸術運動の位相;竹中久七・マルクス主義への横断(『コレクション・日本シュールレアリスム8』))
著者等紹介
高橋新太郎[タカハシシンタロウ]
1932年5月5日生まれ。1960年、学習院大学大学院人文科学研究科博士課程修了。1969年、学習院高等科教諭。1982年、学習院女子短期大学国文科助教授。1983年、学習院女子短期大学教授。1990年、学習院女子短期大学図書館長。1998年、学習院女子大学教授、国際文化交流学部日本文化学科主任。2003年1月11日逝去(享年70歳)。2003年4月、学習院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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