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出版社内容情報
「きみの純潔の値段はいくらだ?」
大富豪は、恋も知らぬ無垢な聖母を嘲った。
孤児として生き、親の愛を知らないジェマイマ。
亡き双子の姉が代理母として産んだ赤ん坊を、ひとりで育てている。
この子は、私にとって唯一の家族――なのに田舎町での静かな暮らしは、
ある日、父親を名乗る冷酷なイタリア人大富豪ルチアーノに壊された。
「金だけ受けとり子供を連れ去るとは……きみはとんだ詐欺師だ」
美しい琥珀色の瞳が軽蔑をたたえて光る。
なんと亡き姉はジェマイマの名をかたって出産し、姿を消したらしい。
でも……真実を告げれば、この子を奪われてしまう!
ジェマイマは愛する甥と離れたくない一心で、
母親になりすまし、シチリアにある彼の屋敷へ同行するが――?
赤ん坊を奪われるのが怖くて、真実を言いだせないジェマイマ。一方、彼女を姉と思いこんでいるルチアーノは、金目当ての奔放な女性と勘違いし、本当は品行方正なジェマイマに容赦なく誘惑を仕掛けます。ついにジェマイマが無垢な体を捧げた夜――!?
【目次】
内容説明
孤児として生き、親の愛を知らないジェマイマ。亡き双子の姉が代理母として産んだ赤ん坊を、ひとりで育てている。この子は、私にとって唯一の家族―なのに田舎町での静かな暮らしは、ある日、父親を名乗る冷酷なイタリア人大富豪ルチアーノに壊された。「金だけ受けとり子供を連れ去るとは…きみはとんだ詐欺師だ」美しい琥珀色の瞳が軽蔑をたたえて光る。なんと亡き姉はジェマイマの名をかたって出産し、姿を消したらしい。でも…真実を告げれば、この子を奪われてしまう!ジェマイマは愛する甥と離れたくない一心で、母親になりすまし、シチリアにある彼の屋敷へ同行するが―?
著者等紹介
グレアム,リン[グレアム,リン] [Graham,Lynne]
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



