出版社内容情報
6億円奪取の鍵は自動運転!?
二転三転、世界最新(たぶん)の誘拐劇
迷惑運転手の車を盗む灰塚、鴨宮、土橋の泥棒三人組。その夜、車のトランクで監禁されている女を見つけた。夏川と名乗る女は、自分を攫った犯人捜しの協力を求め、三人はさらなる悪事に手を染めるはめに……。一方、駐車場の予約サービスで急成長中の「パークコネクタ」社長の山喜は、副社長の夏川が行方不明となり狼狽していた。警察は、別の事件に夏川が巻き込まれた可能性があると言い――。
【目次】
内容説明
迷惑運転手の車を盗む灰塚、鴨宮、土橋の泥棒三人組。その夜、車のトランクで監禁されている女を見つけた。夏川と名乗る女は、自分を攫った犯人捜しの協力を求め、三人はさらなる悪事に手を染めるはめに…。一方、駐車場の予約サービスで急成長中の「パークコネクタ」社長の山喜は、副社長の夏川が行方不明となり狼狽していた。警察は、別の事件に夏川が巻き込まれた可能性があると言い―。
著者等紹介
浅瀬明[アサセアキラ]
1987年、東京都生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業。現在は書店員。第22回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『卒業のための犯罪プラン』(宝島社文庫)で2024年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
迷惑運転手の車を盗むことを目論む灰塚、鴨宮、土橋の泥棒3人組。しかし彼らがトランクで監禁されていた女を発見して、協力を求められるエンタメ小説。助けた夏川から自分を攫った犯人捜しの協力を求められ、さらなる悪事に手を染めるはめに陥る3人。最初は被害者として登場した夏川は副社長でもあり、自らが犯罪に巻き込まれながらも冷静で、抜け目なく3人組相手に主導権を握っていくしたたかな存在感は際立っていました。新しいテクノロジーも上手く使いながら、個性的なキャラたちを絡めてテンポ良く進むストーリーはなかなか面白かったです。2025/10/06
ろいと
5
★★★★☆ 自動運転技術をテーマにしたエンタメミステリ。無人タクシーや駐車場自動予約システムといったビジネスの設定において著者の手腕が存分に発揮されており、深みのあるストーリーになっている。スタートアップ企業、自動車窃盗団、政治家……それぞれの思惑がぶつかり合うコンゲーム的展開は爽快で、ページ数は短めながら読み応えのある一冊。2025/10/07
ブランノワール
4
面白かったです2025/09/07
みやび
1
☆42025/10/04
ひとまろ
0
ひねってはいるけど、もう少し深みが欲しかった。2025/10/12
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