出版社内容情報
『古事記』『日本書紀』に書かれた神話の描写は、最新の考古学の成果と照らし合わせると、その舞台となった土地と驚くほど一致していることがわかってきた。神話とは実際に起こった出来事を描いているのではないか。本書は近年議論が活発化している神話の実在性を通して、ヤマト王権誕生以前の日本古代史の謎を推理する一冊です。
【目次】
内容説明
2世紀初頭に「倭国王」が誕生した古代日本では、その後、卑弥呼政権を経て、3世紀後半にヤマト王権の成立に至る。8世紀に完成した『古事記』『日本書紀』などの歴史書にはその変遷が「神話」という形で記されている。近年、富雄丸山古墳や桜井茶臼山古墳などで考古学的新発見が相次ぐなか、ヤマト王権成立に至る経緯と神話の関連性が明らかになりつつある。最新の発掘調査の成果から、記紀神話と初期ヤマト王権の実像に迫る。
目次
第1章 国生み神話と倭国王の誕生
第2章 天岩戸隠れの真相
第3章 古代出雲王国の実像
第4章 神武東征神話を検証する
第5章 アマテラスと伊勢神宮の謎
第6章 ヤマトタケルは実在したのか
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。駒澤大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みけ
1
本書では神武から仲哀天皇までの期間を考古学と古事記・日本書紀を元に考察している。古事記編纂時の神話は直近の時代の出来事を神々に託して描いたのだろうか。かな手本忠臣蔵みたいだ。日本書紀もまたそのような事情がありそうだ。 出雲に関してもかなり紙幅が割かれているが、ここで記述されている以上に重要だったのではないかと思う。大国主の祀られ方は祟り神のそれだと思う。それに四国や北陸、九州北西部の考察が少ない。 最近神功皇后や宗像三女神に強く興味を惹かれているが、本書の範囲の後の時代のようだ。次に何を読めばよかろうか。2025/12/31




