出版社内容情報
前方後円墳といえば長らく日本独自の墳型と考えられてきた。しかし、韓国国内では十四基の前方後円墳が発見されている。
この存在は、韓国併合の苦い歴史から政治的、イデオロギー的にも問題をはらみ、韓国国内で長年に渡りタブー視されてきた。
はたして、古代日本による植民地支配はあったのか。被葬者は誰なのか。最新の研究成果から日韓古代史最大の謎を解き明かす!
【目次】
内容説明
戦後80年。韓国考古学会でタブー視されてきた「倭系古墳」の存在。被葬者は誰なのか、任那日本府とは何だったのか。海を渡った古代日本人の栄華と終焉。日韓古代史最大の謎を解く。
目次
第一章 『日本書紀』に記された任那の存在
第二章 世界文化遺産 伽耶文化の栄華
第三章 朝鮮と倭の王権起源神話
第四章 韓国に残る前方後円墳の謎
第五章 筑紫君磐井と韓国の前方後円墳
第六章 百済武寧王と継体天皇
第七章 仏教伝来―百済王の戦死と大伽耶の滅亡
著者等紹介
水谷千秋[ミズタニチアキ]
1962年、滋賀県大津市生まれ。龍谷大学大学院博士後期課程単位取得。博士(文学)。現在、堺女子短期大学副学長・図書館長。専門は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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