出版社内容情報
2021年9月に刊行した単行本『日本中世史最大の謎! 鎌倉13人衆の真実』待望の文庫化! 日本中世史の専門家である東大教授の著者が、鎌倉幕府や13人の合議制などを人物画や家系図などを豊富に用いてわかりやすく解説する一冊。
内容説明
源頼朝はいかにして東国の武士の信頼を得て、鎌倉幕府を作ったのか。将軍とは、御家人とはどういう存在なのか。また、頼朝の死後に発足した13人の合議制の真意とは。発足後、鎌倉幕府内ではさまざまな陰謀が渦巻き、抗争が絶え間なく起きた。その背後には常に北条氏の存在があった。やがて北条氏が御家人たちを導き、朝廷勢力とぶつかる中世最大のターニングポイント「承久の乱」へと至る。日本の中世はいかなる時代であったのかを読み解いていく。
目次
序章 13人の合議制とは何か
第1章 保元の乱と平治の乱
第2章 源頼朝挙兵前夜
第3章 治承・寿永の内乱
第4章 鎌倉幕府の成立と13人の合議制
第5章 源頼家と源実朝の死
第6章 後鳥羽上皇と承久の乱
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年生まれ、東京都出身。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事し日本中世史を学ぶ。史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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