出版社内容情報
歴代の名監督の采配は、日本史ではどの武将に近いのか。本書は、広岡達朗、三原脩、仰木彬、川上哲治、王貞治、長嶋茂雄、星野仙一、野村克也、秋山幸二、落合博満、原辰徳らを戦績やパターンから解析。その他、新監督3名が誕生した2024年プロ野球の12球団監督の采配のクセをベースに、彼らが戦国武将だったらどのタイプに近いかということをひもときながら、戦力分析やペナントレース優勝予想をする一冊。プロ野球OBで人気の評論家と、NPBはもちろん、高校野球にまで精通している日本史学者の本郷和人さんによる異色のコラボ企画です。
内容説明
勝負の世界に生きるプロ野球監督、その生きざまはまるで武将や軍師のようでもある。歴代の名監督２２人、そして２０２４年の１２球団監督の合計３４人を武将に例え、野球解説者×歴史学者の対談でその采配、方針、思考を深掘りする。
目次
巻頭対談 高木豊（プロ野球解説者）×本郷和人（歴史学者） １２球団監督分析 虎の連覇か、新監督か―２０２４年に天下を獲る監督は誰だ！？岡田監督は「武田信玄」、阿部慎之助は「徳川吉宗」？
もしプロ野球監督が戦国武将だったら 第１章 歴代の名監督を解析する（野村克也；長嶋茂雄；王貞治；原辰徳；落合博満 ほか）
第２章 セ・パ１２球団分析（阪神タイガース；広島東洋カープ；横浜ＤｅＮＡベイスターズ；読売ジャイアンツ；東京ヤクルトスワローズ ほか）
巻末対談 歴代ＷＢＣ監督分析 ＷＢＣ制覇の栗山監督は幕末の教育者「吉田松陰」？
