宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 境界線

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
境界線

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299047519
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『護られなかった者たちへ』を超える慟哭――。
戸籍売買の闇を描く社会派ミステリー!

女性の遺体が発見された。身分証から、七年前の東日本大震災で行方不明になっていた人物であることが判明した。名前は笘篠奈津美。宮城県警捜査一課警部・笘篠誠一郎の妻だった。笘篠は遺体の待つ現場へ急ぐ。しかし、目にしたのは妻とはまったくの別人だった。
笘篠は妻を騙られた怒りを抱えながら個人情報の流出経緯と遺体の身元を探る。
しかし、さらに事件が起こり――。解説・葉真中顕

内容説明

七年前の東日本大震災で行方不明になっていた女性の遺体が発見された。身分証から笘篠奈津美という人物であることが分かり、宮城県警捜査一課警部・笘篠誠一郎の妻だった。笘篠は遺体の待つ現場へ急ぐ。しかし、目にしたのは別人だった。笘篠は妻を騙られた怒りを抱えながら個人情報の流出経路と遺体の身元を探る。そんななか、さらに事件が起こり―。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し2010年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bunmei

160
『譲られなかった者たちへ』に続く、宮城県警・笘篠刑事が事件に挑むミステリー。東日本大震災の日、多くの人々の命が奪われ、街が津波に呑み込まれていった。阿鼻叫喚の惨状を目の当たりにし、私達は為す術もなく悲嘆にくれた。『境界線』とは、あの日を境とした生と死に人生観を大きく狂わされた人々の、やり場のない葛藤とトラウマが、深い心の闇となって根底に流れていく。そこに、前科の有無、消息不明の者と残された者、名前を売買する者等、善悪の『境界線』で漂う人々の苦悩と悲劇に焦点を当てた、骨太なサスペンスとして描かれている。 2024/08/14

まさきち

134
東日本大震災で妻が行方不明となった刑事のもとに、妻の名をかたる遺体発見の報が届く。そこから震災による失踪者の戸籍売買へと発展していく流れは非常に興味深く、頁を捲る手が止まりませんでした。ただ震災絡みのテーマが余りに重く、そのため話の起伏も乏しいためか、どよんとした気持ちを抱えながらの読了となりました。2025/03/11

のり

114
東日本大震災から時が経ったが、妻子の行方がわからないままのある日、女性の遺体が発見された。身分証から妻の物だった。県警捜一の夫は身元確認したが、全くの別人。一体どういうことなのか?その後の殺人事件でも、免許証から身元が判明したが、またしても別人。震災行方不明者の戸籍を悪用を企てた者がいる。家族の心情は打ちのめされる。境界線というのは意味深だ。災害の前には人は無力だが、それに乗じた犯罪は決して許される事ではないではない。2025/03/31

ケイ

95
こんなにありありと、あの日の海の恐ろしさを言葉で見せられたことはないように思った。彼の弁護士には御子柴に引き受けて欲しい2024/11/26

はにこ

91
震災で行方不明になった妻の名を騙る女の殺人事件が起こる。この女がなぜ殺されたのか、なぜ妻の名前を騙っているのか。。そして再び起こる殺人事件。大自然の驚異の前で人はなんと無力なのだろうと思わされた人々の心の描き方が秀逸。目をそらしたくなるような現実。私の周りでなくなった人はいなかったけど、実際目の当たりにしたら正気では居られなかっただろうな。2024/11/12

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