出版社内容情報
昨今、古墳からの大きな発見のニュースが続き、話題になっている古代史の新書です。専門家たちが「最高傑作」と表現する、奈良にある国内最大の円墳・富雄丸山古墳から出土した鏡と剣など、注目の集まった古墳の詳細をはじめ、近年発掘が進む全国各地の古墳の最新状況をもとに、古代史の謎を読み解きます。新たな調査によって、何がどこまで解明され、従来の学説にどんな影響を与えているのかを網羅的に知ることができる、古代史ファン必見の一冊です。
内容説明
3世紀から8世紀にかけて日本では古墳が全国で造られた。現存するだけでも、その数は約16万基にも上る。2023年に、日本最大の円墳である奈良市の富雄丸山古墳で国内最大・最古の蛇行剣と、過去に例のない盾形の銅鏡が発見された。このほか近年、全国の古墳で新発見が相次ぎ、「空白の四世紀」をはじめとするヤマト王権の実像が徐々に明らかになってきている。最新の発掘調査から浮かび上がってきた新たな古代史像を検証する。
目次
第1章 検証 富雄丸山古墳の被葬者像を探る
第2章 検証 邪馬台国と巨大墳丘墓の正体
第3章 検証 古代天皇陵の正体
第4章 検証 有力豪族の巨大古墳の正体
第5章 検証 巨大古墳を築造した地方豪族の正体
第6章 検証 キーワードで読む巨大古墳の正体
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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