宝島社新書<br> 巨大古墳の古代史―新説の真偽を読み解く

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宝島社新書
巨大古墳の古代史―新説の真偽を読み解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299047205
  • NDC分類 210.32
  • Cコード C0221

出版社内容情報

昨今、古墳からの大きな発見のニュースが続き、話題になっている古代史の新書です。専門家たちが「最高傑作」と表現する、奈良にある国内最大の円墳・富雄丸山古墳から出土した鏡と剣など、注目の集まった古墳の詳細をはじめ、近年発掘が進む全国各地の古墳の最新状況をもとに、古代史の謎を読み解きます。新たな調査によって、何がどこまで解明され、従来の学説にどんな影響を与えているのかを網羅的に知ることができる、古代史ファン必見の一冊です。

内容説明

3世紀から8世紀にかけて日本では古墳が全国で造られた。現存するだけでも、その数は約16万基にも上る。2023年に、日本最大の円墳である奈良市の富雄丸山古墳で国内最大・最古の蛇行剣と、過去に例のない盾形の銅鏡が発見された。このほか近年、全国の古墳で新発見が相次ぎ、「空白の四世紀」をはじめとするヤマト王権の実像が徐々に明らかになってきている。最新の発掘調査から浮かび上がってきた新たな古代史像を検証する。

目次

第1章 検証 富雄丸山古墳の被葬者像を探る
第2章 検証 邪馬台国と巨大墳丘墓の正体
第3章 検証 古代天皇陵の正体
第4章 検証 有力豪族の巨大古墳の正体
第5章 検証 巨大古墳を築造した地方豪族の正体
第6章 検証 キーワードで読む巨大古墳の正体

著者等紹介

瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mahiro

18
有名な古墳からマイナーな地方の古墳まで、最近の巨大盾形銅鏡や蛇行剣の出た富雄丸山古墳はトップにあり、空白の4世紀を知るのにのに古墳は欠かせない、古墳と聞くだけでワクワクして来るのは何故だろう。西に負けない巨大古墳が造られた上毛野や武蔵の古墳、信濃、甲斐、越の国など地方の古墳にも触れられていた。最後の方で古墳を作った労働者の施設が発見されていない事への考察が面白かった、エジプトのピラミッド労働者の施設に比べて土器や住居の痕跡が見つかっていないというのはあまり考えたことがなかった。2023/11/19

まいさん

8
近年、長さ2mを超える『蛇行剣』や国内最大の『盾形銅鏡』が出土した富雄丸山古墳の最新発掘記事を始め、全国の様々な古墳の最新研究が並ぶ。上野毛や武蔵、上総、甲斐、信濃、越等あまり知らなかった古墳も取り上げられており興味深い。古墳は、出土品や古墳の形、大きさやその変遷等古代史を解き明かす手掛かりがいっばいでわくわくする。2024/01/27

fseigojp

8
はっきり陵墓が確定したのは7世紀末の天智天皇からとのこと だから、それ以前の歴史は考古学にたよるしかない2023/09/18

フゥドゥ

2
読了。仰々しいタイトルですが富雄丸山古墳までくらいの最新研究と、近畿以外の各地域の大規模古墳・古墳群の歴史的立場と価値の総ざらえのような感じで、これから古墳の魅力を学びたい人にはうってつけの本かなと思いました。もちろん、古墳好きな人にも現状の古墳研究の確認として便利な一冊です2023/11/25

Yoshihiro Yamamoto

2
A 半分はカラーで最近発見された古墳や古墳に関する新説を紹介。後半はモノクロで一般の人は知らないようなちょっとマイナーな、しかし古代史を考える上では重要な古墳について最新の知見を述べている。飛鳥地方の古墳については、「誰が埋葬されているか?」というテレビ番組も多く、ゲストの選び方によって被葬者候補の力点が変わってしまうので、1冊こういう本を手元に置いておけば、参考になるので、今後とても重宝しそうな本だ。和邇氏が春日氏に改称し、さらに小野氏、粟田氏、大宅氏、柿本氏などに枝分していったことなども興味深かった。2023/11/08

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