宝島社文庫<br> #マンホール

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宝島社文庫
#マンホール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 187p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299039170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門招待作品!

主演:中島裕翔(「ピンクとグレー」)×監督:熊切和嘉(「私の男」)×原案・脚本:岡田道尚(「マスカレード・ホテル」シリーズ)のタッグで放つ、
ワンシチュエーション・スリラー『#マンホール』(2023年2月10日公開)を、『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作家の著者がノベライズ! 
予測不能、驚愕の結末を本でも楽しめます。

(あらすじ)
自身の結婚式前夜に開かれたサプライズパーティーで、新たな人生の幕開けを同僚たちに祝われる「川村俊介」。
パーフェクトな自分の人生に満足していたが、その帰り道、深酔いした彼が暗闇のなか目を覚ますと、そこはマンホールの底だった。
手元にあるのはスマホだけ。
しかしGPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにならない。
タイムリミットの夜明けが迫るなか、唯一通話できた「元カノ」と、SNSでアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼びかけるが、
事態は予想外の展開に向かうのだった――。

内容説明

目を覚ますと、そこは穴の中だった。どうやら酩酊してマンホールに落ちてしまったようだ。怪我を負って身動きが取れず、警察に助けを求めてもまともに取り合ってもらえない。自分がどこにいるのかもわからない男は、手元のスマホからSNSで「マンホール女」というアカウントを立ち上げて、ネット民に場所の特定と救出を頼むが…。果たして、このどん底から這い上がることはできるのか!?

著者等紹介

岡田道尚[オカダミチタカ]
1981年生まれ、神奈川県出身。ロジカルな脚本を得意とし、映画やドラマで数々のヒット作を手掛ける。オリジナルのゲームを考案した映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」(10年)で脚本家デビュー

ハセベバクシンオー[ハセベバクシンオー]
1969年、東京都生まれ、神奈川県川崎市育ち。獨協大学経済学部卒業。『ビッグボーナス』(宝島社)にて第2回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2004年作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

57
結婚式前夜、酩酊してマンホールに転落してしまったハイスペ男・川村俊介。怪我をし身動き取れず、手元にあるのはスマホだけ。しかしGPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにならない。SNSでアカウントを立ち上げて救出を頼むが…。映画のノベライズであるが、映画未見で読んだ。文庫一冊ながら分量が少なく、ちょっと長めの中編といった感じ。シチュエーションが煮詰まっていく様子が興味深く、一気に読めた。SNSの反応などは妙にリアルで生々しい。後半は捻った仕掛けがあり、なるほどこれをうまくやれば映画も面白そうだな!と思った。2023/03/06

アマニョッキ

40
映画がまじでめちゃくちゃ面白かったんですけど、どうしてもどうしても1つ気になることがあって、ノベライズならその疑問の答えがのってるかしら?と思ったんだけどのってなかったー!これ真相どうなんやろ知りたい熊切さんと岡田さんに聞いてみたい。とにかく映画面白いのでみなさん騙されたと思って映画館へ行ってみてください。23日からは監督と中島裕翔の副音声付き上映も始まりますよ。2023/02/20

うまる

28
結婚式前夜、SNSを駆使したマンホールからの脱出劇。知人は信用できないし、警察も当てにならない中、無責任なネット民に頼るしかない状況がめっちゃ良くできてる。続きが気になる展開に加えて、予想以上の結末で面白かったです。映画も観てみたくなりました。自分だったらどうするだろうかと、ちょっと考えちゃいますね。2023/05/31

よしりん

16
映画のノベライズ本。これまでもノベライズ本は読んだことあるけどこれほど面白さが伝わりにくかったのは初めて。なんか残念。2024/11/17

NAOAMI

9
まぁコレ映像だったら少しは面白かったんかな。余りにも身勝手な男の人生が、嵌まったマンホールの中からでも伝わってくる。SNS を使った救出依頼に無責任な合いの手やら無謀な正義感やら、実名さらしの誹謗中傷が飛び交う。一晩のコミュニティで解決される話か。犯人の意図が唐突に始まり、落とされたマンホール男の突飛な過去もあらわに。犯行手法も穴だらけだが、最期にこれまた唐突に武器が登場。何か「ほほぅ」と唸らせる伏線とか気の利いた仕掛けを施そうと思わんかったか?映像にしたって1時間が精一杯、回想シーンで埋めて1時間半か。2024/07/24

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