名探偵のままでいて

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  • サイズ 46判/ページ数 345p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784299037633
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作

「認知症の老人」が「名探偵」たりうるのか?
孫娘の持ち込む様々な「謎」に挑む老人。
日々の出来事の果てにある真相とは――?
認知症の祖父が安楽椅子探偵となり、不可能犯罪に対する名推理を披露する連作ミステリー!

<最終選考委員選評>
●レビー小体型認知症を患う老人が安楽椅子探偵をつとめる〝日常の謎〟系の本格ミステリー連作。ラストがきれいに決まっている。
(大森望/翻訳家・書評家)

●マニア心をそそられる趣向が凝らされており、古典作品へのオマージュも好印象。ディーヴァーのリンカーン・ライムのヴァリエーションのようだ。
(香山二三郎/コラムニスト)

●キャラクターが非常に魅力的。彼らの会話がとっても楽しい! 全体を通しての空気感、安定感が秀逸でした。魅力的な物語を書き続けていける方だと確信しました。
(瀧井朝世/ライター)

<あらすじ>
かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は、七十一歳となった現在、幻視や記憶障害といった症状の現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。
しかし、小学校教師である孫娘の楓が、身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった!
そんな中、やがて楓の人生に関わる重大な事件が……。

内容説明

かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は、七十一歳となった現在、幻視や記憶障害といった症状の現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった!そんな中、やがて楓の人生に関わる重大な事件が…。2023年第21回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

756
毎年『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作を楽しみにしています。本書は、北村薫風の祖父孫娘認知症安楽椅子探偵連作短編集でした。新人の割に文章が巧いと思っていたら、ベテランの放送作家で私と同い年でした(笑)編集部が変更したと推察しますが、月並みな現タイトルよりも、原題『物語は紫煙の彼方に』の方が好い気がします。受賞後第一作にも期待です。また文庫グランプリ『イックンジュッキの森』も読んでみたい。 https://tkj.jp/campaign/meitantei/2023/02/11

青乃108号

729
まさに一気読みだった。たった今読み終えてしばらくは放心状態だった。上映後の映画館でしばらく席が立てない時と同様に。全6章。前半3章はそれなりで、このパターンがずっと続いたら嫌だなぁとは思った。この辺りでリタイアしてしまう読者も3割方はいるのではないか。しかし。短い4章以降、終章までの怒涛のごとき展開の見事さは。読書しながら鳥肌が立ったのは初めてだ。いや素晴らしい。読み終えて装丁画の意味を知り、しみじみ良かったな。と思った。図書館本だから出来ないけれど、この本にはキスをしたくなる。優しい気持ちをありがとう。2023/10/19

bunmei

708
『このミス大賞』受賞作品。殺人や傷害、ストーカー等、重い事案のミステリーではあるが、それを感じさせない読みやすさで、清涼感さえ残る筆致が印象的。それは、謎解きの名探偵となるのが認知症を患う老人という、これまでにない斬新なキャラ設定にある。そして、名探偵の祖父を慕う孫娘の楓と、事件の解決へと導く2人の会話が、何ともシュールであり、微笑ましくもあるからだろう。また、随所に古典ミステリー小説の言葉を引用するあたりに、著者の古典ミステリーへのオマージュも感じとれ、連作として繋がる衝撃的な真相に面白さもある。 2023/02/01

うっちー

619
認知症の祖父が名探偵等面白い要素もありますが、最近のこのミスは、エンタメ要素、続編期待と少し商業的観点が強いと思いました2023/02/21

ミキ

405
2023-05:日常の謎系かと思ったら割と殺人とかなんだね。何故か読みすすめるのがしんどかったけど、最後の話は良かった。2023/02/18

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