宝島社新書<br> 新宗教と政治と金

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宝島社新書
新宗教と政治と金

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299034922
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0214

出版社内容情報

日本中を震撼させた安倍晋三銃殺事件。背景には、容疑者の母が入信している旧統一教会の影響があるとされ、日本中が旧統一協会をはじめとした新宗教と政治との関係に注目しています。昭和中期以降は、統一協会ほか宗教右翼と自民党を中心とする保守勢力との関係が深まったことが明らかになりつつあり、また近年の政治問題の陰では、宗教右翼の暗躍がありました。本書は、宗教学者であり、政治と宗教の関係を追ってきた島田裕巳氏が、政治と新宗教と金の関係を浮き彫りにします。

内容説明

卑弥呼の時代から、日本では政治と宗教は一体の関係にあった。今、その点が統一教会の問題を通じて改めて浮上した。宗教は世界を、そして社会を変えようとする運動であり、必然的に政治と関わる。とくに戦後の新宗教は、創価学会に代表されるように政治の世界に深く浸透してきた。その実像はいかなるものなのか。創価学会や統一教会をはじめ、生長の家や幸福の科学など具体的な新宗教の事例を通じて、豊富な資金力を背景に日本を動かしてきた新宗教の実態に迫る。

目次

第1章 なぜ3人のA級戦犯は釈放されたのか
第2章 高度経済成長と新宗教の巨大化
第3章 創価学会の資金力と政治進出
第4章 たった一人の反乱―政教分離をめぐって
第5章 政治と宗教は分けられるべきなのか
第6章 「無宗教」であることの問題

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、NPO法人葬送の自由をすすめる会会長を歴任。現在は作家、宗教学者、東京女子大学・東京通信大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

44
元首相殺害で再度注目された新宗教を 新宗教研究では、この人しかいないと思われる島田さんが解説しています。 新しい信者を得ることが、難しくなっている新宗教は、より、今の信者の負担が、深く、大きくなってくると思えてしまいます。 新宗教や「革新」政党と本来なら庶民の味方になる存在が、その役目を果たせなくなっている状況を考えてしまいました2022/10/18

ヨーイチ

26
時節柄便乗本くさい。著者はオウム騒ぎの頃有名になって、口が滑ったかバッシングを受けたのでは無かったか。同世代として原理研:統一教会と民青の学内闘争あたりを知りたかった。自分の周りにはそう言う動きが無かったもので。闘争では民青の圧勝らしかった。勝共自体も胡散臭い。2022/12/05

Melody_Nelson

7
主に創価学会の歴史がメインで、他に生長の家、話題の統一教会などについて書かれていたが、自分としては少々物足りなかった。創価学会と公明党の成り立ちについては学べたが、時代にうまく乗った印象。宗教の問題はセンシティブゆえ難しいが、詐欺まがいの脅し(マインドコントロール)をしてでも献金させる行為がある以上、もっと考えてほしいと思う。2022/11/29

すうさん

4
昨年の亡くなった安倍首相の狙撃事件から、統一教会の問題が再び取りざたされるようになった。元々高額献金などの社会問題になっていたのだが曖昧になっていた。現政権は公明党との連立で自民党もおいそれと「宗教と政治」「宗教とお金」の問題は言い出せないのかもしれないが、連立相手の問題でなく、自民党内部や安倍首相や祖父の岸首相まで至る根深い問題だ。国家をまたがる根深い問題をどのように処理をして解決していく必要があるが、宗教学者ではなくマスコミが問題の論点をしっかりとらえなおしてタブーの問題に突き進んでほしいと思う。2023/02/02

みのにゃー

4
前書きに「戦後史、近代史がそこに影を落としている。その影を明らかに」とあったが、制度的なことだろうか。読み込みが足りないのかはっきりわからなかった。地方議員に幸福実現党の議員が存在するとか、意外と公明党は学会の為に存在していないとか、知らないこともたくさんあった。気になる統一教会と自民の関係は、さほどでも無いような書かれ方だった。火消し?無党派層と無宗教を自認する人達は、自分も含めて重なっている感じ。2023/01/20

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