出版社内容情報
大学病院は「二流の医者」の巣窟! 老人医療の専門家でもある和田秀樹氏が「日本の過剰医療」に焦点を当て、警鐘を鳴らす一冊。健康診断は受けてはいけない/医者のいう「正常値」はまったくアテにならない/薬漬け医療という「錬金術」ほか、寿命を縮めるニッポンの検診・医療の真相とは!? <受診者が増えるほどに儲かるカラクリ>についても掘り下げる。
内容説明
70歳を過ぎたら、「大学病院信仰」を改めないと、悲惨な老後が待っている!大学病院とは臓器別医療に特化した医療機関であり、若く体力のある人たちが治療するにはベストの選択である可能性は高い。しかし、体力もなくなり、複数の部位に不調が出てくる高齢者にとっては、行ってはいけない場所なのである―。30年以上にわたり高齢者医療に携わる著者が、健康寿命をより長く保つための医療と体の不調との付き合い方を伝授する。
目次
第1章 大学病院に行くと高齢者は寿命が縮まる(診ているのは人間ではなく「臓器」;高齢者が抱えている疾病は1つでない場合が多い ほか)
第2章 医者の9割は信用できない(正常値絶対主義;正常値とはあらゆる世代を含めた「平均値」 ほか)
第3章 自分だけの「名医」と出会うために(患者の話を聞いてくれることが大前提;治療より生活を優先してくれるかどうか ほか)
第4章 70歳からの「不調」との付き合い方(無理に不調を探し出さないほうが健康を維持できる;高齢になったらがんと闘わない ほか)
第5章 免疫力が人生の最終章を明るくする(高齢者をお荷物扱いする日本社会の愚;コロナ自粛政策で高齢者の免疫力は低下 ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、浴風会病院精神科医師を経て現職。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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