内容説明
本書は、情報教育の視点から、総合的な学習の時間について、新しい学力観や評価観を紹介しながら、読者自らが“体系的な考え方”を形成していただけることを目的としたものである。さらに現在、学校現場の最前線で実践されている先生方の経験や知恵、さらに理念のようなことも感じ取っていただきたい。
目次
第1部 理論編(総合的な学習の時間とは何か;素朴な自問自答;総合的な学習の時間に関するカリキュラムの考え方;情報教育が支えるもの ほか)
第2部 実践編(小学校の実践(遠隔共同学習を取り入れた小学校;環境学習を中心とした4年生の例)
中学校の実践(学校間、地域に根ざすインターネット活用;国際交流と野性動物をテーマにした事例)
高等学校の実践(世界の高校生と環境問題を考える;インターネット活用による学校の活性化;「環境」と「進路」を題材にした事例))