出版社内容情報
4人の名医が答える!
目の悩み100問100答
中途失明原因ナンバー1の緑内障、高齢になれば罹患率は100%といわれる白内障、そして40歳を過ぎると悩まされる人が多い老眼――。
目の不調は人間にとって最大のストレスのひとつです。なぜなら、人間は情報の約8割を視覚から得ているといわれ、視力の衰えや目の不調が日常生活にも大きく影響するためです。
上記の3大老化眼病を筆頭に、黄斑変性症、ドライアイなど、高齢になってから多い目の不調の正体と最新治療法を、4人の名医がわかりやすく解説します。
内容説明
「目がぼやける」「目がかすむ」「中央が欠けたように見える」―。その症状、実は深刻な疾患が潜んでいるかもしれません!眼病には深刻な状態になるまで時間がかかるものが多く、初期症状が見過ごされがち。本書では緑内障、白内障など中途失明原因となる疾患から、ドライアイ、飛蚊症など誰もが発症する異常まで、目に関するあらゆる疑問、不安を網羅。一生、自分の目で楽しむために必要な「新知見」を眼科専門医が指南する。
目次
第1章 目の老化サインを見逃さない
第2章 目の仕組みを知る
第3章 老眼の疑問12
第4章 緑内障の疑問23
第5章 白内障の疑問13
第6章 目の俗説のウソ、ホント
著者等紹介
相原一[アイハラマコト]
東京大学医学部眼科学教室教授。日本緑内障学会理事長。日本眼科学会指導医・眼科専門医。1989年、東京大学医学部医学科卒業。98年、東京大学大学院生化学細胞情報部門卒業。2000年、カリフォルニア大学サンディエゴ校緑内障センターに留学。03年に東京大学医学部眼科学教室専任講師、12年准教授、15年教授
根岸一乃[ネギシカズノ]
慶應義塾大学医学部眼科学教室教授・教室主任。医学博士。眼科専門医(日本眼科学会認定)。専門は白内障および屈折矯正手術。1988年、慶應義塾大学医学部卒業・同眼科学教室入局。95年、国立埼玉病院眼科医長。98年、東京電力病院眼科科長。2001年に慶應義塾大学医学部眼科学教室専任講師、07年准教授、17年教授、21年教授・教室主任
梶田雅義[カジタマサヨシ]
梶田眼科院長。医学博士。眼科専門医。1983年、福島県立医科大学卒業。92~93年、福島県立医科大学附属病院病歴部副部長。93~95年、カリフォルニア大学バークレー校に留学(研究員)。95~2002年、福島県立医科大学附属病院病歴部副部長。02年に同大学を退職し、03年に梶田眼科を開設。18年からは東京医科歯科大学医学部臨床教授も務める
平松類[ヒラマツルイ]
二本松眼科病院副院長。眼科専門医。2003年、昭和大学卒業・同眼科学教室入局。08年に三友堂病院眼科科長。12年に彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長。18年より現職。昭和大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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