宝島社新書<br> 朝日新聞の黙示録 歴史的大赤字の内幕

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宝島社新書
朝日新聞の黙示録 歴史的大赤字の内幕

  • 宝島特別取材班【編】
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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299016461
  • NDC分類 070.67
  • Cコード C0295

出版社内容情報

止まらない部数減!
経営から見た
トップメディアの没落!

ついに朝日も──。2021年に入り、朝日新聞社は早期退職者の募集を始めた。45歳以上の社員に対して2023年度までに300人規模で実施するという。早期退職者制度の実施は他の日刊紙や通信社も例外ではないが、新聞界の地盤沈下がついに築地をも襲った格好だ。朝日新聞社が早期退職募集を実施する背景として考えられるのは、業績の悪化だ。2016年に670万部だった部数は2020年には537万部に。およそ5年で130万部超の「激減」である。本業の売上高は当然、右肩下がりだ。2020年9月中間期(4~9月)連結決算では、営業利益で92億円の赤字、純利益では419億円の赤字となった。

本業が停滞する一方で不動産ビジネスは好調であり、不動産など莫大な資産を有する朝日新聞社は、購読者数が伸びなくても会社として十分に存続できるだろう。しかし、ジャーナリズムの一翼を担う一番手としての自負があるならば、経営体質の改善に手を付けなければ、本当の危機が訪れるかもしれない。時の政権に常に厳しいスタンスで対峙し、世間を揺るがすスクープをどこよりも報道してきたのは、朝日新聞ではなかったか。

内容説明

朝日新聞社の2020年中間期(4~9月)連結決算の営業利益は92億円の赤字、419億円の純損失を記録。中間期決算としては9年ぶりの赤字に沈んだ。2020年度の通期決算では経営利益で約170億円の赤字になる見通しだという。創業家(社主)をパージし、「良識の朝日」らしからぬ事業に手を出し迷走する経営陣。「吉田調書」の記事取り消し問題の後遺症がいまも残る調査報道の現場。いったい朝日新聞に何が起きているのか―。内情を徹底レポートする。

目次

第1章 徹底検証!「朝日新聞社」大赤字の深層―部数激減でも変わらない高コスト体質
第2章 渡辺社長時代の迷走―賃金カット交渉と新規事業の「汚点」
第3章 「東京五輪」と「夏の甲子園」―朝日新聞の意外な“アキレス腱”
第4章 「最後の社主」への朝日新聞社の仕打ち―「社主制度」廃止までの全舞台裏
第5章 2014年の朝日新聞第1部―「吉田調書」「慰安婦問題」「池上コラム」の点と線
第6章 2014年の朝日新聞第2部―「吉田調書」記事取り消しをめぐる元記者との法廷闘争
第7章 「東大卒」減少と「スター記者」不在に見る朝日ブランドの凋落

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

23
朝日新聞の凋落がわかります。つまみ食いで都合のいい記事を書いたりや嘘を書いても恥じないのにマスコミなのにすぐ脅して言論封殺を図るダブルスタンダードというイメージをもっていますので、よくもっているなあという印象です。2024/03/15

funuu

6
この夏で終戦40周年を迎えるわけだが、当時あれほど「聖戦完遂」だの「国のために死ね、兵隊も国民もどんどん死ね」と煽り立てた新聞が、今では平和新聞、反戦新聞の代表のような顔をして存続している。あの新聞社こそA級戦犯じゃねぇか!(1985年)by赤尾敏←戦前は商業軍国主義戦後は商業左翼の商売が崩壊。まだまだエリート感覚が抜けていない。減少してもコアな購買層はいる。縮小均衡で生き残るだろう。2022/01/02

Akio Kudo

3
★★★ 朝日新聞を愛読しているが、読者側としても朝日新聞を購読したいので、何とか上手くいって欲しいと願うばかり。押し紙制度はやはり朝日新聞自体にも努力する機会を奪ってるだけでは。2021/10/13

スコットレック

3
こういう本にありがちな、一方的に朝日新聞を断罪する、という本ではありません。各執筆者の方々がそれぞれのテーマにそって朝日新聞の内情を記しています。野球保険ビジネス(約3900校、14万人の球児達の保険を実質独占できる!勿論詐欺とかそういうのではないが・・)なんてのがあったとは・・。朝日新聞にとって夏の高校野球は思っていた以上に大事なものだったようです。後半の「吉田調書」問題の法廷闘争は緊迫感あふれる内容。日経新聞の例をあげて、やりようによっては新聞・メディア事業は儲かる、という記述はありましたが・・。2021/06/01

Ise Tsuyoshi

2
朝日のOBも筆者に加わっているだけあって、よく調べて書かれている。タイトルや文章の一部にやや扇情的なところがあるが、新聞業界の苦境を知るケーススタディーとして一読の価値はあると思う。2021/05/30

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