出版社内容情報
米海軍、英海軍が実際に使う地政学がこれだ! 現代国際社会を理解し未来を俯瞰するには、地政学の理解が必須です。なかでも、自らの国益のために世界戦略を実施し、それを活用しているのが米海軍、米海兵隊、そして英海軍です。現在の世界の盟主はアメリカで、それまではイギリスでした。世界を実質的に支配している彼らが駆使している地政学を本書で解説します。著者は、米軍幹部が学ぶ地政学を実際に教えたことがある軍事社会学者、北村淳です。本当の地政学がここにあります。
内容説明
なぜ、米軍が史上最強なのか?それは、実践で使える地政学を持つからだ。理論だけでなく、日本がおろそかにしている敗北の戦史も真摯に研究している!米英海軍が学ぶ理論から戦史まで解説。
目次
第1部 理論編(地政学;海洋国家;海洋国家の国防戦略)
第2部 歴史編(英国の国防思想における伝統的気質の形成;アメリカ海軍の原点は「航行の自由」にある;日本の国防思想における伝統的気質の形成)
著者等紹介
北村淳[キタムラジュン]
1958年東京都生まれ。東京学芸大学卒業。警視庁公安部勤務後、1989年に渡米。戦争発生メカニズムの研究によってブリティッシュ・コロンビア大学で博士号(政治社会学)を取得。専攻は軍事社会学・海軍戦略論・国家論。海軍の調査・分析など米国で戦略コンサルタントを務める。現在、米ハワイ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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