出版社内容情報
2019年刊行の書籍『やりすぎ いきもの図鑑』の第2弾。前作ではほとんど登場しなかった、深海のいきものや、変わった形態(へんないきもの系)も登場します。ビジュアル的にも、進化の側面から見ても、驚きのいきものが、たくさん出てきます。まだまだ自然界には、やりすぎいきものがいっぱいいるのです。監修は今泉忠明先生。イラストは森松輝夫氏。驚きのいきものが、よりリアルに、より可愛く登場します。
内容説明
キリンのように首が長すぎるウシ科のジェレヌク。5キロ先まで声が届くアカホエザル。ヘビの頭を一撃!して食べちゃうヘビクイワシ。空をスイスイ飛ぶ!パラダイストビヘビ。トマトのように真っ赤に膨らむトマトガエル。牙が長すぎて口がしまらないオニキンメ。ほ乳類から深海魚まで進化しすぎのいきものたち。一見、無駄に見える「能力」には大胆な目的が!
目次
序章 やりすぎと進化って何?
第1章 もっとやりすぎほ乳類(いくら何でもデカすぎる鼻ちょうちん!ズキンアザラシ;ウシ科なのに首が長すぎ!ジェレヌク。脚はカモシカのようにスマート ほか)
第2章 もっとやりすぎ鳥たち(驚異の顔!同じ顔が後ろにもあるカリフォルニアスズメフクロウ;まさに命がけの進化。奥の蜜を採る、非常に長いくちばしのヤリハシハチドリ ほか)
第3章 もっとやりすぎは虫類と両生類と魚たち(体の2倍も首が伸びるコウヒロナガクビガメ。へん平な頭はでかい!;しっぽがクモになって、鳥をおびき寄せるスパイダーテイルド・クサリヘビ ほか)
第4章 もっとやりすぎ虫たち(うんこで体をいっぱいにして、敵を撃退するイネクビボソハムシ;しっぽに毛むくじゃらの毛虫が4匹?クロスジヒトリ ほか)
第5章 もっとやりすぎ深海のいきもの(上ばかり見ていたら、頭が透明になってしまったデメニギス;流れに逆らって立ち、獲物をキャッチするために、こんな形になったサンキャクウオ ほか)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
動物学者。1944年、東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学び、文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査に参加。上野動物園の動物解説員を経て静岡県の「ねこの博物館」館長
森松輝夫[モリマツテルオ]
1954年、静岡県周智郡森町生まれ。広告制作会社にデザイナーとして勤務後、1985年よりフリーとなり、現在は、株式会社アフロに所属。カレンダーやポスター、表紙のイラストなどを手がける。国内外を問わず幅広い媒体で作品が使用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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