生徒会の八方―碧陽学園生徒会議事録〈８〉

葵 せきな【著】

富士見書房（2010/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 324p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829135297
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ！美少女役員四人＋おまけ一人、生徒諸君のため、今日も何かと戦っております！今、すべてに決着をつけるため、アイツが帰ってきた。「何も傷つけたくないなら、今すぐ死ね。死にたくないなら、何かを傷つけることを躊躇うな」あばかれる本当の想い、互いへの疑心、失われた言葉、開かれる記憶の扉―そして、少女は決意する。「この気持ち…確認させて…くれない、かな」少年少女の日常をみずみずしく描いた青春小説の傑作「生徒会の八方」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とら]

普通に枯野さんの言葉が心に響いてしまった…そして杉崎の想いの大部分も理解出来た気がする。ハーレムはダメだというのはおそらく一般常識だが、それが当の本人たちが願うことであったなら、幸せに違いないのだ。周りからなんて言われようと思われようと勿論関係ない。何よりも、自分の欲望に忠実であるべきだ、相手のことを必要以上に考える必要はない…そうだよなあ、と納得するばかり。もし自分だけを見てくれとどうしても思う人がいたら、そうなるように努力するに決まっている。自分の欲望に忠実になるべきで、そして、堂々としたほうが良い。

2015/11/01

[Yobata]

ついに追放された枯野が帰ってきてピンチの杉崎を助ける⁇あまり時間が残されていない碧陽学園生徒会。悔いの残らないように生徒会メンバーは今日も駄弁りまくる。本音で語り合って、知弦さんが超テンパったり、深夏が杉崎に対する気持ちに気付いたりと恋愛方面もギャグで終わらず真面目になってきてるw林檎も本格的に駄弁りに参加し始め面白味も増。ラストに向けてスピードが本格的に上がった感じ。今回のお気に入りは幼児化。ロリ知弦とロリ深夏は最高に可愛かったwそしてついに杉崎はハーレムの真意を飛鳥に伝える。卒業式まで間に合うのかw？

2012/08/13

[わたー]

深夏がデレた…ことを容易に塗りつぶす枯野のデレ。この作品の一番のヒロインは彼なのかもしれないと思うほど。私も毒されてきているなと感じる。

[KEI]

購入。深夏の破壊力がハンパないww殴って良し、蹴って良し、デレて良しと三拍子揃った深夏にはもはや敵なしの可愛さ。

2010/06/20

[牧神の午後]

収録最終話のヒロイン深夏も勿論可愛いさ爆発ですが、個人的には自分の気持ちを意識した途端にその気持ちに振り回される知弦さんの方がツボでした。勿論林檎タンをゆずることは出来ませんが。それにして東京皇帝の一斗卿といい、ハーレムエンド流行ってるんでしょうか？と

2011/01/12