まんが図解 倒産のすべて

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784299010018
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

未曽有の感染症危機「コロナ・ショック」により、倒産の連鎖が懸念されている。本書は、過去、倒産した企業の「敗因」を分析し、経営リスクを類型化した失敗の教科書です。数々の倒産企業の教訓から見える、「危なさ」の兆候と本質。資金難の種類、無謀な経営拡大、時代の変化に置き去り、スキャンダルほか、ビジネスパーソン、経営者必読の「倒産バイブル」。

内容説明

戦後の代表的倒産20社を収録!販売不振、粉飾決算、放漫経営。役立つ「教訓」がいっぱい!

目次

1章 巨艦沈没(山一證券―歴史的な「自主廃業」を招いた組織的な「飛ばし」;千代田生命保険―「ワンマン社長」の暴走と戦後最大級の倒産劇;協栄生命保険―「信用不安」の拡大と「経営実態隠し」の末路;そごう―カリスマ経営者の瞑想と債権放棄をめぐる「政治判断」;マイカル―消費者ニーズの動向を見誤った「拡大戦略」;タカタ―製品の欠陥情報に目を閉ざした経営陣の「致命的ミス」)
2章 「事件」の真相(武富士―「サラ金の帝王」を追い詰めた「判決」;日本振興銀行―「理念先行」で破綻し戦後初のペイオフ発動;水谷建設―親族間の「内紛」と「陸山会事件」への関与;ノヴァ―前払い式システムのリスクと経営者の無反省が招いた悲劇;ハウステンボス―「リピーター」獲得に失敗した巨大テーマパーク;ヒューザー―社会問題化した「耐震偽装」;レナウン―百貨店不況に親会社の不振が重なった「コロナ倒産」)
3章 昭和の破綻劇(ヴァンヂャケット―「作れば売れる」高度成長期の幻想とその終焉;永大産業―昭和の構造不況と「銀行員社長安全説」の崩壊;リッカー―「実質2度目」の倒産は成熟産業の典型パターン;三光汽船―「超投機的企業」が演じた昭和最大の倒産劇)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

54
最後まで読んでおいてなんだけど、すごい安直な作りの本だった。しっかりした分析を行えるほどの専門的知識はないが、下世話に走るにはプライドが邪魔をしていて、すごく中途半端になってしまっている。なんならいっそ、経済版の東スポを目指しちゃったほうが潔いしウケると思うんだけどな、、、。なんか業界における帝国データバンクの立ち位置をそのまま体現しているようだった。2022/05/21

かんちゃん

5
大企業も中小企業も結局は社長の人としての器が出ると思う。上り調子のときではなく、下がってきた時の対応にこそ、その社長の器が出る。 企業だけでなく、国もそうだろうけど。2021/04/24

ももいろ☆モンゴリラン

2
WOWOWで山一證券のドラマやってたから倒産ってそういえば何するん? と思って買ったら表紙の泣き顔は山一証券の社長だそうですね。有名な話なんだ。具体的に何する、っていうのは詳しく載ってはいなかったですが、具体的に倒産した事例を多く読めた印象。帝国データバンクが作ってるにしちゃあ倒産のポイントがどれも同じように見えたんだが(ワンマン体質、時代に乗り遅れ) 本質はそこにあるのか?2021/02/07

ばーちー

2
東京駅MARUZENに行ったら、タイトルに引き込まれて買ってしまった。開いて見ると帝国データバンク著ってそんなこともしてるのかと。しかも12/15第1刷発行とあったので発行前に読み終わってしまった事になる。巨額債務不履行の倒産で、倒産直前はこんな感じなのかと所属会社を振り返ってみるのと、不正は傷口が拡がるというのが、歴史を振り返ると共通した教訓のように思えた。すぐに読めてしまうので、会社って最悪どうなるの?とか出口戦略を考える際にどうしておけば良いのか?といった検討材料にはなりそうなので、気になる方は是非2020/11/28

h t

1
いうほど漫画も図解も無かった。 youtubeとかにあるゆっくりのしくじり企業の方がちゃんと解説してるのでは…2021/02/23

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