出版社内容情報
第18回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品。前代未聞のホラーサスペンス! 大阪市内の小学校で35名が虐殺される襲撃事件が起こった。犯人はアリアと名乗る女。彼女が鈴を鳴らすと、人々の体がひとりでに浮かび上がり、生きたままばらばらに引き裂かれる。その場にいた誰もがパニックになる中、警察官・夏木には見えていた。アリアの口から生み出された巨大な犬の張り子が、人々を?み殺し、蹂躙するさまが――。一部の人間にしか視認することのできない犬の張り子の思念物体を用い、人を殺したと自白したアリア。しかし、科学的に証明できない殺害方法をとった彼女を、裁くことはできない。「無罪になり出所したら殺戮を繰り返す」と公言するアリアを止めるため、夏木は彼女の犯行を証明しようと奔走するが……。
内容説明
巨大な犬張り子が何匹も現れて、人間の腸に噛み付き、振り回し、叩き付けて、殺す―。事件現場となった小学校で刑事・夏木が見たのは、そんな地獄絵図だった。警察はその犬張り子を操る女・アリアの逮捕に成功するが、それらは夏木以外の捜査員には見えていない、思念物体だと判明する。科学的に証明できない殺人を法廷で裁くことはできるのか!?前代未聞のホラー×法廷サスペンス!
著者等紹介
藍沢今日[アイザワキョウ]
1985年、大阪府生まれ。大阪学院大学卒業。第18回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『犬の張り子をもつ怪物』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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