出版社内容情報
昨今、多くの企業が自社のWebサービスにGoogleやFacebookなどのソーシャルログインを採用するなど、他社のサービスを取り込むことの需要が増えています。しかし、他社のサービスを取り込む課題として、異なるサービス間でのデータの整合性を保ちつつ、柔軟かつ迅速に機能を提供することが必要となり、この課題解決の観点でFastAPIが注目されています。FastAPIはスキーマ駆動開発を通じてAPIの作成と管理が容易に行えるPythonのフレームワークです。本書は、FastAPIではじめてAPI開発を行う方を対象とした入門書です。1章~9章までで「API開発に必要な知識」「スキーマの定義方法」などFastAPIの基本的な内容を学べます。また、10章~11章、Appendixで実際にスキーマ駆動開発によりAPIを利用したサービスを作成するため、API開発の一連の流れを学べます。
内容説明
APIドキュメントを自動生成して、コード品質を高めよう!
目次
第1章 FastAPIの概要
第2章 FastAPIの基礎
第3章 型ヒント(タイプヒント)
第4章 パラメータとレスポンスデータ
第5章 FastAPIでCRUD処理
第6章 同期処理と非同期処理
第7章 ルーティングの分割
第8章 ORMの利用
第9章 DIの利用
第10章 スキーマ駆動開発(フロントエンド)
第11章 スキーマ駆動開発(バックエンド)
Appendix 今後の発展のために
著者等紹介
樹下雅章[キノシタマサアキ]
大学卒業後、ITベンチャー企業に入社し、様々な現場にて要件定義、設計、実装、テスト、納品、保守、全ての工程を経験。SES、自社パッケージソフトの開発経験。その後大手食品会社の通販事業部にてシステム担当者としてベンダーコントロールを担当。事業部撤退を機会に株式会社フルネスに入社し現在はIT教育に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。