出版社内容情報
【日本の大学で指導経験のある日本人研究者による、日本の現場の実情に寄り添った英語論文の書き方の本です】
今、世に出回っている英語論文の書き方の本は、海外の翻訳本や、語学の専門家が書いたものがほとんどで、
研究室での実情が考慮されていないことが多い。本書では、実際に日本の大学で英語論文の指導をしたことのある、日本人研究者が、自身の指導経験から「日本人ならではの直面する問題」に焦点を当てて展開していく。
内容説明
現場に最も寄り添った日本人研究者による、英語論文の書き方。
目次
第1章 はじめに
第2章 論文全体のデザイン
第3章 論文執筆を助けるアイテム
第4章 英文の書き方のコツ
第5章 執筆するための時間捻出
第6章 おわりに
著者等紹介
荒木光典[アラキミツノリ]
1994年いわき明星大学卒業、1996年北陸先端科学技術大学院大学博士前期課程修了、1999年総合研究大学院大学にて博士(理学)を取得。2002年から2005年にスイスバーゼル大学にて博士研究員として勤務。上智大学助教、東京理科大学助教を経て、2022年よりドイツ・マックスプランク地球外物理学研究所に研究員として勤務。専門は、分子分光学、宇宙電波分光学、天体化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
41
Amazonギフト券を補助金に購入。著者は自然科学の理学ゆえ、私のような社会科学分野で英語論文を書こうとしている者には、多少のアプローチの相違がある。が、科学論文である以上、執筆手続きやノウハウは参考になる部分がある。第4章のコツに多くのページが割かれている。私は、死ぬ前になんとか書き上げたいが、収束させることが困難なのも事実である。専門分野でそれを実施するか、ライフワークとして自分史を踏まえた地域経営史論なのか。いずれにせよ、これまで学んだことの総決算として、論文博士号を狙う。無理なら収束はしない。2025/02/23
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