- ホーム
- > 和書
- > 理学
- > 環境
- > 資源・エネルギー問題
出版社内容情報
ヒートポンプ技術は、脱炭素を進めるカーボンニュートラルの中でも熱利用、省エネ技術として注目度が増しています。2023年に開催されたCOP28でも、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、効率的な排熱利用技術としてヒートポンプを最重要技術と位置付けました。日本も経済産業省が進めるグリーン成長戦略の中でヒートポンプ技術の促進を後押ししています。
ヒートポンプ技術の代表的なものとしてエアコンがあり、排熱を効率的に循環させ、快適な住環境を整えるZEH/ZEB化に欠かせない技術として建築にも取り入られるようになっています。さらに、近年のコールドチェーンを支える技術としても注目されています。
本書執筆陣の代表である早稲田大学の齋藤潔先生は、カーボンニュートラル社会を目指すために最重要な次世代ヒートポンプ技術コンソーシアムを立ち上げ、大手家電メーカーとも協力し、ヒートポンプ技術の促進に貢献しています。先陣を切るメーカーの技術者たちが最新研究をもとに、カーボンニュートラル達成に向けた次世代ヒートポンプ技術を実践的な内容で解説します。
内容説明
ヒートポンプ技術は、脱炭素を進めるカーボンニュートラルの中でも特に熱利用、省エネ技術として注目されています。代表的なものとして家電のエアコンがあり、排熱を効率的に循環させる快適な住環境を整えるZEH/ZEB化、さらに、近年のコールドチェーンを支える技術として今後重要になる次世代ヒートポンプ技術の必要な技術、実践方法がよくわかります。
目次
第1章 脱炭素社会の実現に必要不可欠なヒートポンプ技術
第2章 ヒートポンプ技術を取り巻く社会状況・動向
第3章 ヒートポンプ技術の課題解決に向けた方策
第4章 次世代ヒートポンプ技術の社会実装
第5章 生命を守るヒートポンプ技術
第6章 産業発展やエネルギー安定供給を支えるヒートポンプ技術
第7章 次世代ヒートポンプ技術の実現に向けた政策
付録1 次世代ヒートポンプ技術の冷媒転換
付録2 次世代ヒートポンプ技術の性能評価手法
付録3 次世代ヒートポンプ技術の資源循環
著者等紹介
齋藤潔[サイトウキヨシ]
現職:早稲田大学基幹理工学部教授。持続的環境エネルギー社会共創研究機構機構長。次世代ヒートポンプ技術戦略研究コンソーシアム会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。