生物ミステリー<br> ウイルスの進化史を考える―「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた

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ウイルスの進化史を考える―「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784297127732
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C3045

内容説明

誰も知らないウイルスの進化史をあえてたどってみた超チャレンジングな本。まあ、誰も知らないというのはじつは言い過ぎで、研究をしている人は、さまざまなエヴィデンス(そのほとんどは分子系統学である)をもとにある程度の推測を行い、論文として発表しているわけだけれど、あくまでもそれは推測であって、真実をそのまま表しているわけではない(そんなことを言ったら、すべての生物学の分野がそうなのだが)。だから、それをあたかも分かったかのような顔をして本を書くなどという危険な行為を、誰もしたがらないのである。それをあえて行おうというのが、本書である。

目次

第1章 ウイルスとは何か(ウイルスの基本的な構造;ウイルスの感染と生活環 ほか)
第2章 RNAウイルスの進化史(RNAヴィローム仮説;カプシドのないRNAウイルスの進化 ほか)
第3章 DNAウイルスの進化(原核生物ウイルスの進化;ヘルペスウイルスの進化 ほか)
第4章 レトロウイルスの進化史(レトロウイルスの進化;免疫不全ウイルスの進化 ほか)
第5章 ウイルスの起源(化学進化と「ウイルスもどき」;細胞の誕生 ほか)

著者等紹介

武村政春[タケムラマサハル]
東京理科大学教授。もともとの専門は生化学とか分子生物学とか。2001年細胞核ウイルス起源説を提唱。2019年メドゥーサウイルスを発見。出身は三重県津市。1998年名古屋大学大学院医学研究科修了。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miso soup

5
ブルバでも何冊か読んだものの、依然として難しいと感じてしまった。分子生物学系は興味があるのでもっと深掘りしたい。ウイルスが生物を創ってきたという内容自体は、素人ながら特に違和感なく受け入れられた。2024/01/07

ワカバ

1
仮定に仮定を重ねていたり、やや論理が飛躍しているように感じたりする箇所も多々あったが、ウイルスを擬人化するような記述には注釈で注意を促しつつ、軽妙な語り口でウイルスの進化に関する壮大な"妄想ばなし"を繰り広げており大変興味深かった。変異速度が早く化石も残らないために限られた情報しか残っていないウイルス進化についてここまで思考を巡らせるのはすごい思考力(妄想力?)であると感じた。2022/09/15

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