メタバース進化論―仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界

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メタバース進化論―仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784297127558
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3055

出版社内容情報

大須賀美恵子氏、深津貴之氏推薦!
メタバース発、人類を別次元にいざなう衝撃のルポルタージュ!

【メタバースは我々に何をもたらすのか? “原住民”が語るメタバース解説の決定版】
メタバースでは「新たな人類」が文化を築きつつある――期待が膨らむメタバースの本当の姿、そして真の可能性とは? 仮想現実世界の住人が物理現実世界の私たちに伝える、衝撃のルポルタージュ!

Meta(旧Facebook)の事業計画と社名変更の発表以来、注目度が急上昇した「メタバース」。本書は、特にソーシャルVRに焦点をあてて、メタバースについて解説します。ただし、単なるソーシャルVRの概説ではありません。メタバースが人間の在り方を劇的に進化させる可能性を考察する、仮想現実住民である著者が物理現実に住む私たちへおくるディープで刺激的な「別次元のルポルタージュ」です。

前半では現状の主なソーシャルVRサービスの概要の紹介や、VRゴーグル、トラッキング、アバターといった関連技術の簡単な解説を行います。現在最もメタバースを実現していると考えられる「ソーシャルVR」とはそもそもどのような世界なのでしょうか? 住民ならではの視点で基本的な事項をわかりやすく整理します。

後半では、ソーシャルVRユーザーへのアンケート調査や著者本人の経験にもとづき、アバターをまとうことによるアイデンティティやコミュニケーションの変化を考察します。また、アバターと事実上無限で自由な空間性に注目して、経済分野における可能性も指摘します。これらを通じて、肉体や空間に縛られてきた人間社会がメタバースによって劇的に変化しうること、そしてそうした「進化」の萌芽が現在のソーシャルVRにはすでにみられることを論じます。

仮想現実では多くの人が「美少女」になる?
アバターをまとった人間同士の恋愛関係が生まれる?
存在しないはずの「しっぽ」を触られたと感じる人たちがいる?
――本書が扱う内容は仮想現実の文化のほんの一側面にすぎません。物理現実とは違った「別の現実」の在り方を目撃してください。

【推薦!】
大須賀美恵子氏(大阪工業大学特任教授・日本バーチャルリアリティ学会会長[2020/21年度])
「1

内容説明

原住民の実体験×大規模調査、ソーシャルVRのリアルがわかる!

目次

第1章 メタバースとは何か
第2章 ソーシャルVRの世界
第3章 メタバースを支える技術
インターミッション:忘却か、覚醒か
第4章 アイデンティティのコスプレ
第5章 コミュニケーションのコスプレ
第6章 経済のコスプレ
第7章 身体からの解放

著者等紹介

バーチャル美少女ねむ[バーチャルビショウジョネム]
メタバース原住民にしてメタバース文化エバンジェリスト。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber。VTuberを始める方法をいち早く公開し、その後のブームに貢献。2020年にはNHKのテレビ番組に出演し、お茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにも関わらずオリジナル曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。作家としても活動し、自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はAmazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位を達成。フランス日刊紙「リベラシオン」・朝日新聞・日本経済新聞など掲載歴多数。VRの未来を届けるHTC公式の初代「VIVEアンバサダー」にも任命されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

124
メタバースの書籍は何冊か読みましたがVTuberの中の人が書いている本書は視点が違い覚悟があり、生の声でメタバースの今がよくわかりました。それと同時にまだまだこの分野は黎明期であり、私は2023年頃最初のブレークスルーが訪れると考えていましたが、もう少し先な事もわかりました。興味深かった事はメタバースにおけるアイディンティティは名前、アバター、声の3つの軸であること。「ファントムセンス(VR感覚)」本来感じるはずがない感覚を擬似的に感じる現象を体験してるVR住人が半数近くいる事など。いやーおもしろかった。2022/11/15

ナオフミ

34
ただファンタジーの世界だと、自分には関係のない世界だと思っていて見てこなかったが、こんなにも興味深く急速に進化していっている世界だとは。特にVRにおける恋愛観は現実とはまた違い人肌が恋しいとかそういった孤独を解消したり、出会いがないという理由も消えてしまう。現実世界とVRの世界いつかこれらの生活がうまく共存する日を間違っても争いにはならないよう祈っています。2023/12/05

てつJapan

26
【とても良かった】読まないともったいない本。 ● メタバース=一部の意識高い方々のあおり、と思っていました。必要としている人がいる大事な世界、と感想が変わる。 ● 技術文化経済哲学と論点が広く、とても深い。ユーザーならではの視点。 ● 現実世界のアイデンティティは与えられたものである一方、メタバース=自分で獲得したアイデンテティ、という価値観がとても心に響きました。 ● 主要メタバースサービスの違いが判る。 ● アバターを個人で作成するのに意外と技術ハードルが高いらしい。現在の技術的立ち位置がわかる。2022/05/28

めかぶこんぶ

20
ITエンジニア本大賞2023 から。メタバース系はまだまだこれから、という印象があったが、すでにこの世界で生きていると言っても過言ではないレベルの人がいて、そう言った世界があることに驚いた。反面、やはりまだまだこれから感は否めないとも感じた。意外とグラフィックのクオリティや、動きの感じは1世代前のゲームを彷彿とする感じ。そこにアクセスできるインターフェースや、あるいは、ユーザ側の自由度が大きく上がった感じか。これは一度試してみたい、と思う反面、やはりまだ敷居は高い...。2023/02/10

しんい

18
自分で「バーチャル美少女」を実践する方による解説書。ひとつ理解したのは、VRがどのように現実社会の一部になっていくのかはまだわからない、ということ。ねむさんの自分語りや、インターネット最初期にみられたような「自由な荒野」への期待が多く語られているのも、何をもって駆動されているのかが、参加していないひと(自分含む)にはわかりにくい原因(まだそういう段階)だと感じた。インターネットとの比較でも、相当この世界に身を浸していないと感覚はわからないのだろう、というところまでは感じました。また読みたいです。2023/05/03

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