出版社内容情報
プレス加工とは、金属の板に力を加えて必要とされる形状に変える技術です。自動車をはじめ精密機器、家電・電気製品、情報・通信機器、事務機、農業機械、雑貨など、小さな電子部品から大きな自動車のボディーまで、さまざまな分野で用いられています。このように、あらゆる業種で必要とされるプレス加工の技術ですが、仕事を進めるうえでは、実際にモノをつくる製造者だけでなく、設計者や営業マンなどその製品に関わる人たち全員が、基礎的な知識を求められることになります。本書は、プレス加工に関する基本的な知識をコンパクトにまとめた書籍です。
目次
第1章 プレス加工の基礎知識
第2章 金型の基礎知識
第3章 プレス機械の基礎知識
第4章 被加工材の基礎知識
第5章 プレス加工の3形態―抜き・曲げ・絞り
第6章 各種加工と専用金型
第7章 プレス作業を考える
第8章 プレス加工の応用技術
著者等紹介
小渡邦昭[コワタリクニアキ]
塑性加工教育訓練研究所代表。1954年東京生まれ。1978年職業訓練大学校塑性加工科卒業、特殊法人雇用促進事業団入団(現、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)。以後、宮城技能開発センター、中央技能開発センター、高度技能開発センター、千葉職業能力開発短期大学校、東海職業能力開発大学校、高度職業能力開発促進センターで公共職業訓練(在職者、学卒訓練)に従事するほか、海外技術協力でフィリピンでの職業訓練(金属加工)(JICA(国際協力事業団)出向)にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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