知の扉シリーズ<br> 本当は私だって数学が好きだったんだ―知りたかった本質へのアプローチ

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知の扉シリーズ
本当は私だって数学が好きだったんだ―知りたかった本質へのアプローチ

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784297117320
  • NDC分類 410
  • Cコード C3041

出版社内容情報

長岡亮介先生の「数学的な思考とは何か」に続く書籍です.今回は,「数学教育」に焦点を当てます.算数,数学って本当はどんな学問なのか,数学教育でこそ実現できることは何か,数学の不得意,好き嫌いを生むのは何か,分かり易い数学の価値とは?といった話題から,21世紀社会だからこそ可能な数学教育など,盛りだくさんの内容でお届けします.
私たちが学んできた算数・数学は一体何であったのか,考えさせられる内容です.大人になってからでも感動するような方程式との出会いがあるかも,と思わせてくれます.
「数学は何の役に立つのか?」「数学は暗記!」と思っている方にもお勧めします.
先生が長年教鞭をとってこられた津田塾大学での特別講演,教員免許講習会,全国指導者講習会,日本数学会秋季例会やTECUMにおける講演を元に編集.

内容説明

数学を教える使命と学ぶ心構え。

目次

第1章 長岡と数学教育との出会い(津田塾大学同窓会でのお話しをはじめるにあたり;当時の私の担当授業科目 ほか)
第2章 数学の魅力と威力―魂に働きかける数学の不思議な力(数学が嫌われる現象を原点から考える;数学が嫌われやすい理由 ほか)
第3章 21世紀を生きる本当の力をつける数学教育(21世紀を生きる本当の力をつけるための教育=数学教育;数学教育における温故知新の大切さ ほか)
第4章 「幾何」という数学のもつ多様で深い教育的意義について(歴史的に考える;これまでの日本の幾何教育 ほか)
第5章 常識だけでは通用しない数学教育(前書きに代えて―子どもと大人;算数と数学 ほか)

著者等紹介

長岡亮介[ナガオカリョウスケ]
1947年長野県長野市に生まれる。1972年東京大学理学部数学科を卒業。1977年東京大学大学院理学研究科博士課程を満期退学。数理哲学、数学史を専攻。その後、津田塾大学講師・助教授、大東文化大学教授、放送大学教授を経て、2012年‐2017年、明治大学理工学部特任教授。現在、意欲ある若手数学教育者を支援するNPO法人TECUM理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kenitirokikuti

7
図書館にて。おもに数学教諭向けセミナー録。初等数学、高等数学、学校数学、これらは何のために教えるのか、理由が失われている。もちろん、人類の価値として、代数の記法による微積分や解析ぐらいは伝承せねばならんが、それが分かるなら、いまのカリキュラムがガラクタの集まりになってることも感じてるだろう、と▲yはxの変数である、てやつ。「変数」はオイラーの教科書に基づくが、18世紀の概念であり、現代数学にない▲天文あたりで球面三角法というのがあり、三角形の内積の和が180度ないことは知られていた。2021/02/13

まねきねこ

3
「答えがぱっと分かるのが頭がいいというわけではない。じっくりと考えることが出来るのが頭がいいということだ」 「AIには出来ないことは、わかるまで待つこと、子どもの気持ちに寄り添ってわかったときに一緒に喜ぶこと」 この2つ。筆者がおっしゃりたいことの大筋とは違うかもしれないが、この2つを頭の中に置いておきたい。2021/01/01

けろ

1
最初の章で著者の人生の話が長かったため、一瞬買ったのを後悔してしまったけど、その章の途中まで(49pまで)をある程度読み流すとあとはおもしろかった。ところどころ数学教育への批判、他人をバカにしがちな文句が挟まっていたけど、どのように概念と概念が結びついているのかについて深く洞察を与えてくれる本だったと思う。数学教育に携わっている人向けの講演内容が書かれているので、数学がある程度得意な人でないと、たぶんこれを読んでも数学を好きになれないとは思う。教員採用試験の数学の問題は簡単でビビった。本当にこれでいいのか2022/10/16

smasato

0
大学の図書館で借りて読んだ2022/02/13

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