内容説明
「なんとかやれている」という感覚が危険!高血圧、脳卒中、認知症…ゆっくり体をむしばむ睡眠負債。睡眠のメカニズムを理解し、快眠を手に入れよう!なかなか寝つけない 夜中に目が覚める 朝から体がだるい 日中の眠気がひどい 国内外の研究報告から解決策が明らかに!20人の専門家が徹底解説!
目次
第1章 「なぜ?」が分かる「快眠の科学」
第2章 「睡眠と人体」の不思議な関係
第3章 心身の疲労と睡眠休養感
第4章 睡眠トラブル対策法
第5章 眠りの質が変わる「快眠法」
第6章 「快眠部屋」の作り方
著者等紹介
伊藤和弘[イトウカズヒロ]
フリーライター。1967年生まれ。新潟大学法学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、93年に独立。医療・健康、マンガ・文芸の分野を中心に「日経Gooday」「NIKKEIプラス1」「好書好日」などに執筆
三島和夫[ミシマカズオ]
秋田大学大学院医学系研究科 精神科学講座 教授。1987年、秋田大学医学部卒業。同大精神科学講座講師、同助教授、米スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授、国立精神・神経医療研究センター睡眠・覚醒障害研究部長などを経て、2018年より現職。日本睡眠学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のん
4
高齢者向けに書かれている部分が多かった!相談のところも60歳以上の方ばかりでした。2025/08/26
yumani
3
“一流の研究者”たちに著者が取材。《〜だと言う》《〜は話す》といった記述に戸惑う。世界的にも睡眠時間が少ない日本人、ここで書かれるレム/ノンレム睡眠についても確認する形。老年世代を対象として書かれているのは残念。また睡眠の質について一般的ではない眠り方を規則正しく続けている者にとっては、やっぱり早死に(もはや早くはない!)するしかないのかとガッカリしてみたり(笑)。私のようにスマートウォッチに毎日「早く寝ろ!」と叱られている人は少なくない筈!《「重い掛け布団」はハグされる感覚で安心する》は初耳でした。2025/10/05
ヨハネス
3
(夢を見る)ノンレム睡眠が少ないと認知症になりやすく寿命も短くなる。睡眠の後半に増えるので、睡眠時間を削るとノンレム睡眠が減ることから6~7時間眠る方が良い。7時間寝られ生活に支障なければ深い睡眠が短くても問題ない。「記憶を定着させたいなら眠ること」そういえば不眠症になってから記憶力が低下した気がする。「横になっていれば体は休まる」は間違い。早朝覚醒を防ぐために夜ブルーライトやコンビニの光を浴びるなどで夜更かしするのが良い。認知症や不安感の強い人は重い掛け布団が向いている。2025/09/29
miu_miu
1
自分は5時間ちょっとなのでやはり短かすぎでした。夕方以降の仮眠は夜の徐波睡眠に悪影響があるとのことで、今日から帰路は座らないようにしました。レム睡眠をちゃんととれるよう就寝中に覚醒しないよう、エアコンかけっぱなし、頻尿予防対策をしないと。とっても勉強になったので、夜間1時間おきに起きている母親にも教えてあげました。2025/08/18
morigaoka
0
よく眠るだけじゃなくて,睡眠中にちゃんと成長ホルモンを分泌させることも大事.枕とかマットレスを選ぶときのポイントは,寝返りがスムーズにできること.2025/09/23