談話室米澤

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  • サイズ 46判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296125555
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

好奇心は、仕事なのです。
『黒牢城』の米澤穂信、デビュー25周年記念エッセイ集

日本で三番目ぐらいにうまい麻婆豆腐を作り、丘の上の図書館に絶大な信頼を置き、スコーンを食べ比べ、私のものではない恋の思い出を持つ――
著者がデビュー以来さまざまな媒体で記したエッセイを厳選して収録。

〈古典部〉〈小市民〉シリーズに代表される青春ミステリから黒田官兵衛を探偵役に据えた直木賞受賞作『黒牢城』まで、幅広い作風を誇る著者らしい博覧強記、千思万考、ビター&スイート、どの一篇も極上の味わい。

歴史好きも甘いもの好きも建物好きも…
そして米澤穂信好きのみなさま、ようこそ「談話室米澤」へ!


【目次】

〈談話室〉
目黒川の桜と共犯関係
都立中央図書館とレファレンス
東慶寺と解体されたアジール
落穂拾いと地の掟
全生庵と季節感
岸和田城と見えない恐怖
六義園と黄金時代
そこにマイセン
刀を見た話
絵を見た話
会見を聞いた話
青淵文庫と永遠性の喪失
スコーンと白米
スパゲッティとパスタ
蕎麦と牛乳
井の頭の恋
五稜郭と歴史のオルタナティブ
瑞泉寺と庭の哲学
高山陣屋と徳川の平和
チャプター・ワン
おちょぼさんと降り積もる時間
哲学の道と何かの道
金毘羅堂と両輪
最適解

〈キッチン〉
麻婆物語
炊飯道
鎮痛剤と夜の茶漬け
「さば」と「しめさば」
冬瓜とごぼう
人類の執着とチョコレート・セレクトショップ
新宿の小吃
食の正気

〈半個室〉
猪谷
地下道にて
屋上にて
北飛のまつり
国民文化祭によせて
奈
向宣政
永遠へのチケット
あの無音は詩であった


ほか、60篇以上を収録

内容説明

日本で三番目ぐらいにうまい麻婆豆腐を作り、丘の上の図書館に絶大な信頼を置き、スコーンを食べ比べ、私のものではない恋の思い出を持つ―著者がデビュー以来さまざまな媒体で記したエッセイを厳選して収録。歴史好きも甘いもの好きも建物好きも…そして米澤穂信好きのみなさま、ようこそ「談話室米澤」へ!

目次

一 談話室
二 キッチン
三 半個室
四 電話台
五 金庫
六 地階

著者等紹介

米澤穂信[ヨネザワホノブ]
1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞を受賞してデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞、14年『満願』で第27回山本周五郎賞、21年『黒牢城』で第12回山田風太郎賞、翌年同作品で第166回直木賞と第22回本格ミステリ大賞を受賞。25年、『春期限定いちごタルト事件』を第一作とする〈小市民〉シリーズで第10回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

197
米澤 穂信は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者のエッセイは、初読です。 タイトルは、昔あった「談話室滝沢」のモジリでしょうか(笑) それほど面白味は感じられませんが、オススメは食に関する「キッチン」のコーナーです。 https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/081700758/081700003/2026/09/17

竹園和明

48
自分は予てから「米澤穂信こそ天才!」と思っていて、それは意表を突く発想と緻密な謎解きの論理が冷んやりした質感を伴い“孤高の人”感を強烈に醸し出しているが故です。そんな著者のエッセイを集めたのが本作。エッセイと言っても日常のあれこれ…的な退屈な話じゃないよ。歴史や街、食、旅などを、広角な視野と独特の掘り下げ方で深掘りした掌編集なのだ。やっぱ天才は違うわ。でも我々と変わらない謙虚な目線。68編収載!ですが、その考察具合いに著者の生真面目さがヒシヒシと伝わって来ます。見る視点や角度も多彩!。ザ・米澤穂信本です!2026/09/22

しゃが

44
幅広い作風で魅了する米澤さんらしい博覧強記、千思万考、ビター&スイート、ユーモアで堪能できた。嬉しかったのは「都立中央図書館とレファレンス」、司書の矜持と醍醐味を褒め、信頼を置いていたこと。「金庫」では米澤さんがまさに司書のような考察で紐解かれて面白い、謎解きミステリーのようだった。心に届いたのは高校生に語ったエール「小説家になるということから」だった。2026/09/16

M H

35
日経新聞の連載などで構成されたエッセイ集。書かれている歴史や料理への知識が全然なくて、とても高尚なものに触れた心持ち。といって堅苦しいのではなくて、先人、小説、読者と目の届くところにあまねく敬意を持ち続ける謙虚さ、真面目さにとても好感。ゲームもお好きなようで、マリオから死をそこまで考えるかぁ。新作への期待感、信頼感はおそらく文芸では屈指。その源を見た、かも。こ、古典部の続きを…2026/08/20

みさりん

33
デビュー25周年記念エッセイ集。視野が広く、多くの事柄に興味関心を持っておられるようです。読んだだけで、なんだかいろいろと勉強になりました。書く作品に感じられる深い余韻が残るビターな味わいは、まさにこれらの積み重ねがあってのものなんだと思います。これからの作品もますます楽しみです。2026/10/05

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