内容説明
単なる規模拡大ではなく、将来の競争力強化につながる企業組織戦略の切り札として、いまや一般的なものとなったM&A(合併・買収)。本書は、その基礎知識を網羅し、わかりやすく解説します。国内外のM&A案件のアドバイザーとして豊富な経験を有する2人が執筆しました。実務に即した内容で、法律や税務などの注意点も広くカバーしています。M&Aを活用した事業再生スキームや、増加の一途をたどるクロスボーダーM&Aについても、それぞれ章を設けて取り上げています。企業の経営企画層、経理・財務・法務・人事部門の専門スタッフから、会計士、弁護士、コンサルタントまで、M&Aに関わる多くの人を対象にしています。
目次
第1章 経営戦略とM&A
第2章 M&Aの類型
第3章 M&Aのプロセス
第4章 M&Aストラクチャリング
第5章 企業再生とM&A
第6章 クロスボーダーM&A
著者等紹介
知野雅彦[チノマサヒコ]
株式会社KPMG FAS代表取締役パートナー。KPMGジャパンのアドバイザリー業務を統括するとともに、KPMG FASの代表として企業戦略の策定、事業ポートフォリオ最適化のための事業再編やM&A、経営不振事業の再生、企業不祥事対応等に係るサービスを統括。公認会計士
岡田光[オカダヒカル]
株式会社KPMG FAS代表取締役パートナー。KPMGジャパンにおいてディールアドバイザリー業務を統括。多数のM&A案件において、戦略の検討、実行段階におけるフィナンシャルアドバイザリー、ストラクチャリング、企業価値評価、買収後の取得価額の配分等を担当。米国公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。