日経プレミアシリーズ<br> 「ガラパゴス・日本」の歪んだ円相場

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日経プレミアシリーズ
「ガラパゴス・日本」の歪んだ円相場

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  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296121335
  • NDC分類 338.952
  • Cコード C1233

出版社内容情報

「令和のブラックマンデー」といわれる2024年8月の日経平均過去最大幅下落も、円安への恐怖が引き起こした。ニクソンショック以来、日本はなぜ円高にも円安にも苦しむのか。為替に大きく翻弄され、「通貨マフィア」や「為替介入」が注目される先進国はいまや日本ぐらい。日本人は、為替変動に期待も不安も詰め込み過ぎているのでは?
1987年の「ブラックマンデー」に現地で接し、為替狂騒曲を体験してきたベテラン記者が、その真因に迫る。

内容説明

なぜ日本は円安になっても、円高になっても大騒ぎするのか。為替レートに一喜一憂するのも、日銀や通貨マフィアに過剰な期待や責任が押し付けられるのも今や日本だけ。1987年のブラックマンデーから現場で取材してきたベテラン記者が、日本経済のいびつな構造を明らかにする。

目次

第1章 「令和のブラックマンデー」をどう読むか―為替に翻弄され続ける日本
第2章 都市伝説(1)「円相場は米国が決める」―日米交渉化した為替相場
第3章 都市伝説(2)「円相場は日銀の金融政策で決まる」―為替との距離に悩む中央銀行
第4章 都市伝説(3)「円相場は通貨マフィアの腕しだい」―進化する介入大国
第5章 都市伝説(4)「円相場は実体経済を反映する」―だが市場は常にいきすぎる
第6章 円相場の「脱ガラパゴス」への道はあるか

著者等紹介

藤井彰夫[フジイアキオ]
日本経済新聞社論説主幹。1985年早稲田大学政治経済学部卒、同年日本経済新聞社入社。経済企画庁、日銀、大蔵省などを担当し、マクロ経済・金融・財政を取材。87~91年ニューヨーク米州総局、98~01年ワシントン支局駐在。経済部デスク、経済部編集委員兼論説委員、欧州総局編集委員、ワシントン支局長、Nikkei Asian Review編集長、上級論説委員、論説委員長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kk

17
図書館本。戦後日本経済の足取りを振り返りながら、円ドル相場の変動が我々の経済生活に如何に大きなインパクトを与えて来たかを提示。そうした背景の下、関係プレイヤーたちの時々の思惑に光を当て、為替相場による国民経済の調整という大時代的アプローチが、我が国では依然として罷り通っている有様を炙り出す。著者の基本的なスタンスは、このご時世、経済再生の鍵は、為替や通貨の操作といった小手先の技にではなく、価格メカニズムの改善や産業構造の変更など、痛みとリスクを伴う構造改革にこそ求められるという考え方。激しく同意。2025/05/01

Kb54081271Kb

1
日本ほど為替に敏感な政府そして国民はいない?右往左往させられてきた日本の為替と市場介入の歴史を紐解く、為替ノンフィクション。昨今の円安で生活は苦しくなっているけど、ちょっと昔は円高で苦しんでいたんだよね。思うに任せない為替の操作に苦闘する裏歴史が面白い 2025/03/01

ゼロ投資大学

1
2011年には円相場は1ドル75円を付けていたが、24年には161円を超す円安となった。エネルギー価格の高騰と円安による輸入物価の高騰で、日本にもインフレの波が押し寄せている。日本が短期間のうちに為替相場に振り回される要因となった原因は、「ガラパゴス現象」にある。日本の商品やサービスが国内で独自の発展を遂げたことにより、世界市場での優位性を持たなくなり競争力を失うようになった。2025/03/01

Go Extreme

1
円相場の変動と影響: 円安(2022-2024) 為替市場介入 インフレ対策 米国との金利差 円売り・ドル買い 日本銀行の金融政策: 長期金融緩和 市場介入 金融政策の限界 インフレ抑制策 物価上昇への影響 歴史的背景と政策: 1985年プラザ合意 円高不況 民主党政権の円高政策 1990年代の通貨政策 輸出企業の影響 政治的要因と対応: 岸田政権の円安対策 歴代政権の為替政策 政府補助金政策 選挙と為替政策 今後の課題: 経済構造改革 日本の国際競争力 貿易収支悪化 物価と賃金のバランス グローバル市場2025/02/22

O次郎

0
想像以上に読みやすくあっという間に読了。日本の為替介入が先進国としてのグローバルスタンダードから大きく外れているという記述に驚いた。政府も財界も財政・金融政策という対症療法に終始してきたことが、ガラパゴス化の大きな原因なのだろう。そして、その責任は国民とメディアにも大きいと感じた2025/04/12

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