紅珊瑚の島に浜茄子が咲く

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紅珊瑚の島に浜茄子が咲く

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296120017
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

辻原登、髙樹のぶ子、角田光代の選考委員3氏の全会一致で選出された第15回日経小説大賞受賞作は、江戸時代後期の奥州を舞台に繰り広げられる極上の歴史ミステリー。

時は江戸時代後期、文化文政の世。遠州浜名藩主の四男、部屋住みの響四郎と町方の女房との根津権現での出会いから物語は始まる。互いに名も身分も明かさずひとつになり別れた。

響四郎は羽州新田藩に継嗣として迎えられることになっていた。外様とはいえ大藩である羽州藩支藩への異例の末期養子は、幕閣の出世頭である浜松藩主・水野忠邦の斡旋によるものだった。新田藩が預かる幕府直轄の島では、蝦夷地の花として知られる浜茄子が咲く。小藩とはいえ譜代の響四郎に白羽の矢が立ったのは、その秘密を探らせるためでもあった。

響四郎に江戸から付き従ってきた浜名藩士が、次々と島で不審の死を遂げる。沖合で見られる怪異現象がささやかれ、忍びや隠密が暗躍する島で何が起こっているのか。その真相が明らかになったとき、そして一夜の情事で刻まれた恋の行方は……。

内容説明

幕府直轄の出羽の島に、なぜ蝦夷地の赤い花が?その島では曇って海が霞んで見える日に、怪異な浮き物が沖合に現れる。幕閣が江戸から送り込んだ若き藩主たちがその正体に迫った時―文化文政の世、幕府の威光に陰りが見え始めた世情を照らし出す、時代ミステリー。第15回日経小説大賞受賞。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

18
図書館本。第15回日経小説大賞受賞。遠州浜名藩主の四男響四郎と町方の女房千代が根津権現で出逢う。響四郎は跡継ぎのない羽州藩の支藩新田藩へ。響四郎と千代其々の物語が交互に進む。読み易くテンポ良く話も進み一気読み。物語としては良かったけれど響四郎と千代に関しては物足りず残念。2024/04/08

menoruka

11
新聞書評を読み図書館予約。初めて読む作家さん。江戸時代の地方の読みと位置の地図があれば助かります。うまく行き過ぎ感がするのですが、サクサク読めます。2024/06/08

GOTI

7
☆☆★第十五回日経小説大賞受賞作。特に変にひねりもなく真っ当な時代(歴史?)小説でした。逆にうまくまとまり過ぎたかなぁ!読者評を読むに否定的なものが多かったようですがライトミステリーと思えば許せるかも。時代は江戸の文化文政、1800年代初頭、遠州浜名藩主の四男、響四郎は浜松藩主、老中水野忠邦の斡旋により羽州藩支藩新田藩へ異例の末期養子となる。裏に新田藩が管理を任されている天領、華島の秘密を探らせようとの内意があった。 2024/05/02

minami@tw

3
日経小説大賞受賞作。会社のPMIの難しさへの含みも持たせたらしいけど。ミステリー、ロマンス、歴史的要素と、映画のように内容はてんこ盛り。結果、登場人物もてんこ盛りで、相関図が必要なくらい。もう少しスッキリさせてもらえれば、読みやすかったかも。2024/04/14

chuji

1
久喜市立中央図書館の本。2024年3月初版。第十五回日経小説大賞受賞作。文政時代の歴史ミステリー。結末はめでたしめでたしでした。2025/01/29

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