出版社内容情報
●なんでそうなるの?
自分の力量に気づかず、「できる人」のようにふるまって迷惑をかける人、取引先に一緒に行っても、まったく違う理解で物事を進めてしまう人、状況の変化に対応できず、すぐにパニックになってしまう人、そもそも「指示通り」に動くことが難しい人……。そういう職場にいる人たちを紹介しながら、その改善策も一緒に考えていく本。
そういう人たちの深層心理を理解することで、改善策にも近づくことができる。様々なケースをもとに、心理学博士の著者とその上司の会話で文章を展開。
●周囲にこんな人はいないだろうか?
アドバイスを意地悪と受け止める/自分はできる社員と思い込んでいる/すぐにパニックになる/評価してもらえないとすぐヤケになる/「指示通り」に動くのも難しい/すぐに記憶がなくなる/意欲が空回りする など
内容説明
多様性の時代と言われて久しいが、期待されて職場に入ったのに、今ひとつ評価が上がらない人がいる。指示通りに動くことができない、評価してもらえないとすぐヤケになる、やたら自己評価が高い人など…。なかなか理屈が理解できない彼らの思考法を受け入れるための本。
目次
プロローグ 周囲にこんな人はいないだろうか?
第1章 認知能力の改善が必要な人(コミュニケーション・ギャップが酷い;取引先や顧客とのトラブルが目立つ ほか)
第2章 メタ認知能力の改善が必要な人(意欲ばかりが空回り;アドバイスを意地悪としか受け止めない ほか)
第3章 非認知能力の改善が必要な人(基礎能力はあるのだが、欲がない;思うような成果が出ないと落ち込み、やる気をなくす ほか)
第4章 能力改善の3つの柱(改善するにはどうするか?;認知能力を鍛える ほか)
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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