出版社内容情報
期待と不安が交錯する2024年の株式市場と投資トピックを、取材歴40年のベテラン証券記者が、独自の取材とデータ分析をもとに解説。
日経平均がバブル崩壊後最高値を更新、新NISAの開始で、投資への関心が高まるなかで、マクロ経済環境は一大転換期を迎え、先行きへの不安も大きい。2024年の投資戦略を考える必読書。
内容説明
株式市場の世界を40年取材してきたベテラン記者が、取材とデータ分析をもとに独自の切り口で2024年の投資環境を読み解く。期待の新NISA、急増する若年層投資家、日経平均は33年ぶりの高値、PBR1倍のハードル、植田日銀の政策転換、岸田内閣「資産所得倍増プラン」の虚実とは。
目次
第1章 日経平均33年ぶりの高値
第2章 1月スタート新NISA
第3章 PBR向上策の光と影
第4章 資産所得倍増プランの虚実
第5章 植田日銀は日本を救うか
第6章 2024年、株高の条件は整うか
著者等紹介
前田昌孝[マエダマサタカ]
マーケットエッセンシャル主筆。1957年生まれ。79年東京大学教養学部卒業、日本経済新聞社入社。産業部、神戸支社を経て84年証券部。91~94年ワシントン支局。証券部編集委員、ヴェリタス編集部編集委員、日本経済研究センター主任研究員、日本経済新聞社編集委員などを経て、2022年2月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gokuri
6
2023版に引き続き、投資環境の確認の参考に購入。 元日経の記者らしく、日本の経済環境や世帯の資産状況の変動、日銀の動き、投資環境の変化など図表をまじえて解説されているので、説得力のある資料として役立つのでは。 その分、筆者としての私見や大胆な予測がないので、少し物足りないのだが、基礎知識、基本的な動向把握に役立つ良書。2024/02/10
寒山寺三平
2
今までとは全く色合いの異なる本を手にした。インフレへのシフトの中で預貯金が目減りするのは事実、そこで資産運用、投資への関心が向くのだが、これまでは全く無関心、何も分からず図書館でもっとも発行年度の新しい本を探した結果の1冊。2024と謳っているが2023秋の初版なのでリアルタイムの感覚とは若干ずれが生ずるのはやむを得ないところ。NISAの意味も分からず、PBR、ROE、オルカンと恥ずかしながら初めて聞く言葉ばかり。投資に振り向けられる資金も無く、この業界はこういうことになっているのかと少し分かった位かな。2024/06/01
Akim
1
経済用語が不慣れで読みにくいところがあったが、情報として何を参照すればよいかが分かった。2024/01/13
tonnura007
1
この1年間の株式市場を中心とした投資環境について解説した本(2023年10月中頃までの情報)。 著者の視点は、新聞や報道、他の投資関連の雑誌や書籍の視点とは異なっている。全ての主張に賛同できるわけではないが、中には成程と思う部分も多く、物事の見方には裏があり様々な視点で考える必要があるということがよくわかった。1年間の総括と今後のおおまかな方向性について考えることができた。2023/12/24
Masaki Sato
1
直近1年間の総まとめ。東証の要請に端を発した発行体の動きが多かった印象。米国のシリコンバレーバンクは単も今年の話だったっけとか1年が早い。2023/12/23
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