世界秩序の変化に対処するための原則―なぜ国家は興亡するのか

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世界秩序の変化に対処するための原則―なぜ国家は興亡するのか

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  • サイズ A5判/ページ数 556p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784296116188
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

出版社内容情報

米中交代のシグナルはどこを見れば分かるか。
過去の類似する時期を学べば、
これから起きる事に対応できる。
世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者が、世界秩序のサイクルを明かす。

過去の教訓から学び、未来を歩むための実践的ガイドブック

●伝説的投資家で世界的ベストセラー『PRINCIPLES』の著者レイ・ダリオは、半世紀以上をかけて世界各国の経済とマーケットを調べ上げてきた。その彼が、過去500年に起きた政治的・経済的な激変を研究し、現在に生きる人々が経験したことのない根本的変化が、将来、発生し得ることを解説する。だが、これらの激変は、過去の類似する時期に起きてきたことなのだ。

●数年前、ダリオはこれまで経験したことのない大きな出来事を目撃した。巨大債務と、ゼロあるいはゼロに近い金利が同時に生じ、世界の3大準備通貨で大規模な金融緩和がなされた。過去1世紀で最大と言える経済的・政治的格差と価値観の相違により、各国で大きな政治的・社会的な対立が生じた。それはとくにアメリカで顕著だった。新たな世界的勢力(中国)が興隆し、既存の世界大国(アメリカ)と世界秩序に挑戦するようになった。これらにもっとも類似する出来事が起きたのは、1930~1945年だ。これを目の当たりにしたダリオは、過去500年の主要な帝国とその通貨の興亡を研究し、その盛衰の背後にあるパターンと時空を超えた因果関係を探求した。その成果が、本書である。

●パートIでは単純化した典型的な帝国の興亡を解説。パートⅡでは過去500年間に準備通貨国となったオランダ、イギリス、アメリカについて深く掘り下げ、さらに米中対立についても1章割く。パートⅢでは、これらすべてが将来にどういう意味を持つかを論じる。


「本書をなぜ書いたのかと不思議に思っているかもしれない。今までは自分が学んだことを口にすることはなかった。だが、人知れず達成することはもうあまり重要ではなく、私の学んだことが他の人の役に立てばと思う人生の段階にきている。私が目指すのは、世界がどう機能するかを見るために私が作ったモデルを伝えることだ。現在起きていることと表面的な形は違っても、パターンとしてはよく似た事象が歴史では繰り返し起きている。まるで「韻を踏む」ように。過去500年の歴史を1つのわかりやすい物語として伝えたい。そして、あなたたちがもっとよい意思決定をして、もっとよい将来を手にするお手伝いをしたい。」──(本書より)

内容説明

過去の類似する時期を学べば、これから起きる事に対応できる。米中交代のシグナルはどこを見れば分かるか。世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者が世界秩序のサイクルを明かす。

目次

1 世界はどのような仕組みになっているのか(ビッグ・サイクルをごくごく簡単にまとめると;決定要因;補遺 決定要因;お金、信用、債務、そして経済活動のビッグ・サイクル;貨幣価値の変化;内部秩序と内部混乱のビック・サイクル;外部秩序と外部混乱のビック・サイクル;ビック・サイクルに照らし合わせて投資する)
2 世界は過去500年間、どのように動いてきたのか(ごく簡単に過去500年間をまとめると;オランダ帝国とギルダーの興隆と衰退のビッグ・サイクル;大英帝国とポンドの興隆と衰退のビッグ・サイクル;アメリカ合衆国とドルの興隆と衰退のビッグ・サイクル;中国と人民元のビック・サイクル;米中関係と米中戦争)
3 将来(将来)
付記 主要国の現状と長期見通しのコンピュータ分析

著者等紹介

ダリオ,レイ[ダリオ,レイ] [Dalio,Ray]
ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者。現在は同社CIO(最高投資責任者)顧問。1975年、26歳のときに創業したブリッジウォーター・アソシエイツを世界最大のヘッジファンドにまで成長された。過去を学ぶことで、私たちの現在地を理解し、将来発生する変化に対処するための原則を知ることができると考えている

斎藤聖美[サイトウキヨミ]
1950年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。日本経済新聞社、ソニー勤務の後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行のエグゼクティブ・ディレクターなどを経て独立。2000年にジェイ・ボンド株式会社(現・ジェイ・ボンド東短証券株式会社)を設立、債券レポ電子取引システムを日本で独占的に運営している。多数の上場企業の社外取締役、社外監査役を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mazda

69
運用総額が1500億ドルと言われる、世界最大級のヘッジファンドであるブリッジウォーターアソシエイツの創始者であるレイ・ダリオ氏は、投資家として有名なのは言うまでもありませんが、これまでの多くの帝国が経験してきた栄枯盛衰を「ビッグサイクル」として、広く世の中に説明した実績でも有名です。不確実性が大きくなった昨今、彼の提唱してきたビッグサイクルにより、米国の終焉が正に現実になろうとしており、大きな注目を集めています。彼の言うことに素直に耳を傾けることが重要な局面だと思います。2025/04/25

turtle

7
巨大ヘッジファンドの創始者であるレイ・ダリオがとてつもない量のデータを元に導き出した数多くのグラフで視覚的に過去からこれまでの国々の興亡をわかるようにした500ページを超える力作。やはり中国強し。アドレスを登録すると最新の国力スコアが送られてくるのも良心的。今なら2023年データをもらえます。2024/07/09

Haruki

6
国家の経済システムの継続性を秩序の基礎として捉え、1~300年単位での興亡が繰返されてきたことを指標化して客観化を試みた。①経済/金融状況サイクル②内部秩序サイクル③外部秩序サイクル④教育⑤イノベーションと技術⑥コスト競争力⑦軍事力⑧貿易⑨経済生産高⑩市場と金融センター⑪準備通貨の地位⑫地質⑬資源配分の効率性⑭天災⑮社会インフラと投資⑯国民性/礼節/意志力⑰ガバナンス/法の支配⑱富/機会/価値観の格差、の指標に沿い興隆期/絶頂期/衰退期のダイナミクスを解説。今はアメリカ→中国へと絶頂期移行の指標が目立つ。2025/07/15

h t

5
世界の情勢を国力とかから比較する。 中国が強い。米中決戦ワンチャンある?2024/11/10

拡がる読書会@大阪

5
著名な投資家レイ・ダリオが執筆した、国家や帝国の盛衰について歴史的な分析を行った書籍。ダリオは、国家や帝国の興亡がいくつかの共通するパターンによって進行していることを指摘しています。これからの世界秩序の変化に備えるために、個人や企業、さらには国家レベルで実践すべき「原則」を示しており、歴史は繰り返す・・・それが分かっているから投資で儲かったダリオのいうことですから、説得力も抜群ですね。 https://note.com/sharebookworld/n/naaf8610b10b72024/10/14

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