内容説明
ホストあがりの毒舌イケメン陰陽師、安倍祥明がよろず相談ごとをうけたまわる占いの店「陰陽屋」は、王子稲荷界隈のみなさまに支えられて順調に営業中…だったのだが、アルバイトの妖狐、狐耳少年沢崎瞬太の高校の熱血担任が乗り込んできてひと騒動。また、祥明に結婚をせまる女性客の来店など、次々とピンチが到来。へっぽこコンビの運命はいかに！？大好評既刊『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』待望の続編。
著者等紹介
天野頌子［アマノショウコ］
長崎県佐世保市生まれ、東京外国語大学ドイツ語学科卒業。らいとすたっふ小説塾を経て、２００５年『警視庁幽霊係』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
96
このゆるゆるな陰陽屋の安倍祥明と妖狐であることがバレているにも関わらず、普通に生活ができている瞬太の二人に一体何が起きるのだ！？と思っていたら、ゆるくないキャラが登場しましたね。高校に奇跡的に入学することができた瞬太。でも、居眠りばかりしているので担任の只野先生が陰陽屋に乗りこんで、瞬太のバイトをやめさせようとします。この物語には似合わない真面目かつ熱血教師ぶりが、不協和音を鳴らしますね。祥明の話術も通用しないし、同級生のフォローも逆効果だし、これはもう駄目なのではと思ってしまいますが…。2012/11/06
yanae
75
間が空いての陰陽屋シリーズ2作目。楽しく拝読しました。タイトルに「あやうし」とあるように、担任から瞬太がバイトを禁止されてしまうかも、という騒動。騒動とはいっても楽しくばたばたする感じですが（笑）物語後半には、瞬太以外の妖狐が昔いたことも明らかに。瞬太の両親は見つけられるのか、今後にも期待。瞬太のことを受け入れてくれる仲間もいるし、明るい雰囲気で楽しく読めるシリーズです。続きも読みます♡知らなかったけどドラマ化してたのか！おもしろそう。見たかったー！2018/11/12
ミホ
59
前作とドラマをぎりぎり覚えていた内になんとか…陰陽屋第ニ巻。がしかしこんなにギャグ要素強かったっけ…と思ったのは、やはり覚えてないのかもしれない。陰陽屋主人安倍祥明氏は飄々イメージでしたが本作は意外と出し抜かれていると言いますか、バイトくんの沢崎少年にも色々言われていたりでイメージが。しかし占いはエンターテイメントという持論を持ち、お祓いもエンターテイメントとなりつつあった陰陽屋はきっと次作も愉快に物事が進みそうですね、平和だ。2016/12/02
ひめありす＠灯れ松明の火
53
高校生になり、晴れてバイトも解禁(？！)になった瞬ちゃん。でも、こらこら、狐のしっぽと耳が見えてるよ～？だけどなんだか周りもなんとな～く納得して流してくれるので特に危うくもならず、ふんわりほのぼのとゆる～い日常が続いています。高校の先生がついに瞬ちゃんの体質について諦めてるところが面白かったです～。良かったねえ、これで心置きなく学校でお昼寝が出来るよ～。全体のゆったりした雰囲気につられて、つられて私まで、語尾がふらふら～。2011/08/03
まんがジジィ
50
おもしろかったです。(笑) (一言で済みます)2016/02/17
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