日経プレミアシリーズ<br> 悪い円安 良い円安―なぜ日本経済は通貨安におびえるのか

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日経プレミアシリーズ
悪い円安 良い円安―なぜ日本経済は通貨安におびえるのか

  • 清水 順子【著】
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  • 日経BP(2022/11発売)
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  • サイズ B40判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296115624
  • NDC分類 338.952
  • Cコード C1233

出版社内容情報

【内容紹介】
■2022年初頭から急速に進行し1ドル140円をうかがう円安に。円安はかつては輸出や海外資産の多い日本にとってはプラスのはずだったが、なぜ今回「悪い円安」と言われるのか。そして「悪い円安」はどの程度日本経済の実相を言い当てているのか。

■日本企業のドル建てに偏った貿易建値通貨選択が円安のプラス効果を小さくしていることを明らかにする。さらに、産業別実質実効為替相場を用いて、業種ごとの動きに注目し、円安のデメリットを明らかにする。そのうえで、「悪い円安」論には行き過ぎた悲観論が多く、グローバル化した経済においては、円安のメリットを生かす好機であるとし、そのためにはどのような施策を企業・自治体・国は進めるべきかを探る。

内容説明

2022年初頭から急速に進行した円安は、なぜ「悪い円安」となったのか。また、為替介入に効果はあるのか。貿易収支、資源価格、日本企業の為替リスク管理など様々な側面から解き明かす。そのうえで円安を、政府・企業・個人が行動や発想を変える好機ととらえ、最大限に生かす方策を探る。

目次

第1章 為替相場が貿易収支に与える影響
第2章 日本経済の現状把握
第3章 円安と為替リスク管理
第4章 ドル建てに偏った日本の貿易建値通貨選択
第5章 いろいろな形で見る現在の円安
第6章 円安は続くのか
第7章 為替介入の効果はあるのか
第8章 円安を好機とする望ましい政策は何か

著者等紹介

清水順子[シミズジュンコ]
学習院大学経済学部教授。一橋大学経済学部卒業後、チェースマンハッタン銀行東京支店、日本興業銀行ロンドン支店、モルガンスタンレー東京支店勤務などを経て、一橋大学大学院商学研究科入学、商学博士(一橋大学)。明海大学経済学部准教授、専修大学商学部准教授を経て、現在に至る。財務省関税・外国為替等審議会会長、財務総合研究所特別研究官を務める。著書に『Managing Currency Risk:How Japanese Firms Choose Invoicing Currency』伊藤隆敏・鯉渕賢・佐藤清隆・清水順子著(2018年、Edward Elgar Publishing 第62回日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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旅するランナー

215
マクドナルドビッグマック指数。米国価格5.15ドル、日本価格390円なので、絶対的購買力平価は390円÷5.15=75.73円となる。円相場はまだまだ過小評価されているから、ドル安·円高に戻る動きが想定される。そして、円安メリットを享受する政策は①インバウンド、②越境電子商取引、③外資の国内誘致。全体的にあまり目新しいお話はなかったです。良い子、悪い子、普通の本。2023/02/03

Kooya

1
足もとの円安が日本経済に必ずしも良い影響を与えていない理由や円安を好機とするための施策を論じた本。交易条件をはじめ基礎知識の解説も踏まえながら議論を展開している。(コメント欄へ続く)2023/12/09

ゼロ投資大学

0
日本はバブル以来34年ぶりの円安が大きな問題となっている。諸外国の通貨との実質的な円の実力を示す実質実効為替レートも最安水準にまで低下している。円安と資源高は輸入に多くを頼っている日本には大きな負担となる。円安は長年日本で行われてきた政策の結果が大きいだろう。低金利と金融緩和が常態化したことに加えて、東日本大震災以降は貿易サービス収支が継続的に赤字になっている。この状況で、個人レベルで出来ることは限られる。円安によって訪れる外国人観光客に対するインバウンドや越境ECを強化するなど海外に活路を開きたい。2024/04/26

Yasuyuki Kobayashi

0
今年春より急速急激に下落した円安。 一概に良い悪いと決められないセンシティブな 経済問題。2022/12/19

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