The Power Law―ベンチャーキャピタルが変える世界〈上〉

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The Power Law―ベンチャーキャピタルが変える世界〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296115082
  • NDC分類 335.253
  • Cコード C0034

出版社内容情報

インテル、アップル、グーグル、フェイスブック、アリババ……。世界を変えた企業の誕生と成長を演出したベンチャーキャピタルの内実を活き活き描く、興奮のノンフィクション。

・数多のスタートアップから原石を見つけ、世界を変革する巨大企業へと導くベンチャーキャピタル。彼らは、何に突き動かされ、どうやって企業(創業者)を見極め、どう育てて、莫大な投資収益を生み出していくのか――。

・数百人にわたるインタビューで多くの関係者を取材、「The Power Law(べき乗則)」が支配するベンチャーキャピタルの世界--数少ない成功が、巨額の利益を生む--の秘密を解き明かす。

・スティーブ・ジョブズ、孫正義、ジャック・マー、イーロン・マスク、ジョン・ドーアなど世界的に活躍する登場人物が織りなすストーリーはまさに発見と驚きの連続で、エンターテインメントとしても超一級の読み物となっている。

内容説明

常識を超えた成功、莫大な富をこの手に入れるなら、「実現しそうにないアイデア」にこそ投資せよ―。それが「べき乗則(Power Law)」の世界だ。シリコンバレーに絶頂期をもたらしたベンチャーキャピタルの内実と、その社会的衝撃を緻密に描いて話題を呼んだベストセラー、待望の邦訳。インテル、アップル、そしてグーグル…。我々の日常をつくった企業は、どのように生まれたのか。波乱と興奮の物語に、世界の実相を読み解くカギがある。英エコノミスト誌の東京支局長、ワシントン支局長などを歴任し、現在、米外交問題評議会に在籍する著者のセバスチャン・マラビーは、この大作を執筆するため、4年間で300回ものインタビューを行った。アーサー・ロック、ユージン・クライナーとトム・パーキンス、ドン・バレンタイン、ジョン・ドーアなど錚々たる投資家たちが登場、起業家を見出し成功へ導く姿を活写する。ベンチャーキャピタリストはほかの金融の担い手と何が違うのか、彼らとスタートアップが結びつくとき何が起きるのか―。本書は、イノベーションを牽引する存在に迫る挑戦的な試みである。「エコノミスト」誌が選ぶベスト・ブック!(2022年)

目次

序章 合理的ではない人々
第1章 アーサー・ロックと才能を解き放つための資本
第2章 ファイナンス理論に縛られないファイナンス
第3章 セコイア、クライナー・パーキンス、そしてアクティビストの資本
第4章 アップルをめぐるひそひそ話
第5章 シスコ、スリーコム、そして勢いづくシリコンバレー
第6章 「用意周到」派と「臨機応変」派
第7章 ベンチマーク、ソフトバンク、そして「誰もが1億ドルを必要としている」
第8章 グーグルへの出資、これといった条件もなしに

著者等紹介

マラビー,セバスチャン[マラビー,セバスチャン] [Mallaby,Sebastian]
米外交問題評議会で国際経済担当のポール・A・ボルカー・シニア・フェロー。主な著作にフィナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼーが共同選考で2016年の最優秀ビジネス書に選んだThe Man Who Knew:The Life and Times of Alan Greenspan(邦題『グリーンスパン:何でも知っている男』日本経済新聞出版)、More Money Than God:Hedge Funds and the Making of a New Elite(邦訳「ヘッジファンド:投資家たちの野望と興亡I、II』楽工社)など。オックスフォード大学で近現代史を学び、1986年の卒業後、エコノミスト誌に入り、南アフリカ、日本の駐在を経て1997-99年にワシントン支局長。1999年にワシントン・ポスト紙に移籍し、現在は客員コラムニスト。夫人はエコノミスト誌編集長のザニー・ミントン・ベドーズ氏

村井浩紀[ムライコウキ]
1984年に日本経済新聞社入社。ヒューストン、ニューヨーク、ロンドンに駐在。経済解説部長などを経て2018年から日本経済研究センター・エグゼクティブ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よしたけ

52
ベンチャーキャピタルを勃興期から振り返る一冊。ベンチャーキャピタルの思考法やビジネスのヒントを得たくて手に取ったが、細かなストーリーに重きが置かれており個人的には期待はずれ。細かい歴史を知りたい人には有用だろう。本書後半には孫正依氏が取り上げられており、圧倒的なリスクテイクの量と決断の速さには舌を巻く。一つ言えるのは、VCはロングテールの世界であり、ホームラン案件を発掘できない限りは普通の株式投資と差したる違いはないと言うことだ。2024/01/23

速読おやじ

15
ベンチャーキャピタル関連のこれまで読んだ書籍の中でも最高に面白い部類に入るのは間違いない。Top Tier VCであるクライナーパーキンスのドーア、セコイヤのモーリッツとGoogleの2人との攻防戦など超刺激的だった。起業家とVCの力関係が大きく変わる局面の一つだっただろう。ソフトバンクの孫さんの事もページが割かれていて、米国のVCも孫さんの一種の脅かしに屈したシーンなど吃驚。タイトルのPower Lawはべき 乗則。一発のグランドスラムで勝負が決まる世界だ。刺激的過ぎる一冊。下巻も楽しみ!2023/11/19

しゅん

5
シリコンバレーがなぜ特別な場所になったのかを語る。高い技術力を持つ日本がシリコンバレーに水をあけられたのはベンチャーキャピタルの存在の有無だったと分析する。事業を立ち上げる創業者の視点でもなく、国家などの束からみた経済でもなく、資金を提供するVCの視点から見た歴史。アイデアを発展させるためのビジネスを実現するのは資金であり、その資金を与えるのは投資家。彼らがどのような思想から何を為したかを語っていく物語。孫正義の資金調達が投資家の中でどれだけ異例で破壊的かが強調されていて、印象の残る。2024/10/08

人生ゴルディアス

4
ベンチャー本はともすれば、アブラハムはイサクの父でありイサクはヤコブの……となりがちだが、きちんとベンチャーとはなんであり、なんでないかが語られていて、特にシリコンバレーがどうして代えがたい存在であり続けるかを説明する。その中で投資家と起業家の人間模様がきちんと織り込まれ、物語としても読める。後、珍しいことに孫正義がでてくると言うか、本書を読んでいて、従来のシリコンバレーものだと孫が無視されていることが多いと気がついた。上巻ラストはグーグルの船出。夢のでかさは態度のでかさ。下巻も楽しみ。2024/08/03

takao

2
ふむ2024/01/13

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