出版社内容情報
誤嚥性肺炎の道のり(病の軌跡)に沿った「対話の心得」を、臨床現場で培われた経験を元に解説。
日常診療に生きる対話のコツが満載。
誤嚥性肺炎は、現在地を見ているだけでは向き合えません。患者さんがこれまでたどってきた道のりを知り、これから歩む旅路を描くところから始まります。患者さんごとの地図を理解した「対話」を考えましょう。
内容説明
「治ったのに食事制限?」「転院したくない」「全ての治療をしてほしい」…このような思いに、あなたならどう話しかけるでしょうか。患者さんの道のりに沿った「対話」を、一緒に考えてみませんか。臨床現場で培われた経験が詰まっています。
目次
第1章 「ちょっと弱ってきた」
第2章 「誤嚥性肺炎って何?」
第3章 「治ったのに食事制限?」
第4章 「再発は介護者のせい?」
第5章 「転院したくない」
第6章 「全ての治療をしてください」
第7章 実例から学ぶ誤嚥性肺炎の道のり
著者等紹介
吉松由貴[ヨシマツユキ]
大阪大学卒。淀川キリスト教病院、飯塚病院の呼吸器内科で勤務。浜松市リハビリテーション病院、聖隷浜松病院で摂食嚥下に関して国内留学。臨床の傍ら、バルセロナ自治大学嚥下障害学で修士号、兵庫医科大学生理学講座生体機能部門で博士号を取得。日本摂食嚥下リハビリテーション学会評議員。2022年より、心のふるさと英国へ留学。University of GreenwichおよびQueen Elizabeth Hospitalで臨床研究フェローとして誤嚥性肺炎の診療を追究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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