内容説明
なぜ日本は変わらないのか?コロナによって露呈した数多くの日本の課題。国からの給付金はなぜこれほど遅かったのか。国産ワクチンの開発はなぜ間に合わなかったのか。背景には、戦後日本が抱える構造的な問題が潜んでいる。日本の閉塞感を打破するには、国を挙げたデータ連携への取り組みが欠かせない。希望溢れる未来を創造するために、この国を再興する明日への道程を示す。
目次
第1章 なぜ日本は変化に弱いのか?―コロナが浮き彫りにした日本のボトルネック(コロナのピンチを“日本再興”のチャンスに;なぜ日本は変化にかくも時間がかかるのか ほか)
第2章 データ連携、DXが日本の全国民を救う―日本復活の糸口(歴史的な革新期が訪れた;行政DXがもたらす圧倒的な利便性 ほか)
第3章 感染症×少子高齢時代の福岡式街づくり―国際競争力を持つ尖りの一手(福岡市が示す未来の街の姿;ルールが変わるときにチャンスが生まれる)
第4章 テクノロジーを社会実装するための力学を知ろう―スタートアップ支援から見えたノウハウ(日本のスタートアップへの危機感;既得権は、変化を阻む最大の原因の一つ ほか)
第5章 未来を創れる国に―目を背けていた問題に立ち向かう(「有事の想定」自体をタブー視することのリスク;教科書に沿った授業動画を文科省が速やかに作れないわけ ほか)
著者等紹介
高島宗一郎[タカシマソウイチロウ]
1974年生まれ。大学卒業後はアナウンサーとして朝の情報番組などを担当。2010年に退社後、36歳で福岡市長選挙に出馬し当選。2014年、2018年といずれも史上最多得票で再選し現在3期目。2014年3月、国家戦略特区(スタートアップ特区)を獲得、スタートアップビザをはじめとする規制緩和や制度改革を実現するなど、日本のスタートアップシーンを強力にけん引。福岡市を開業率連続日本一に導く。規制緩和で誘導する都市開発プロジェクトやコンテンツ産業振興などの積極的な経済政策で、政令指定都市で唯一、7年連続で税収過去最高を更新。熊本地震の際には積極的な支援活動とSNSによる情報発信などが多方面から評価され、博多駅前道路陥没事故では1週間での復旧が国内外から注目された。2017年日本の市長では初めて世界経済フォーラム(ダボス会議)へ招待される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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