内容説明
あなたは役職定年、そして定年後にどうするつもりか。このままじゃ、「ああなりたくない」元上司と同じ道。衰えない能力(結晶性能力)を磨けば仕事と人生の幅が広がる!自己診断できるワークシート付き。
目次
第1章 歳をとっても伸びる能力がある(私たちの能力には二種類ある;結晶性能力と流動性能力の実際 ほか)
第2章 「ジェロントロジー」をビジネスに生かす(「ジェロントロジー」とは何か;歳をとっても多くを「獲得」できる ほか)
第3章 「任せる」「断る」で結晶性能力を伸ばす(40歳からは「任せる」「断る」が必要な理由;任せる力を育む「自己肯定感」と「他者肯定感」 ほか)
第4章 人生後半からの結晶性能力開発(結晶性能力を延ばすため必要な方程式;物から心に価値観を変えると結晶性能力が伸びる ほか)
著者等紹介
〓山みゆき[サキヤマミユキ]
自分楽代表取締役。一般社団法人日本産業ジェロントロジー協会代表理事。産業カウンセラー、健康管理士、余暇開発士。大学院でジェロントロジー教育に出会い、産学連携の人財教育を始動。2003年法人設立。「産業ジェロントロジーアドバイザー養成講座」など活動は多岐にわたる。桜美林大学大学院国際学研究科修士(MA)、サンフランシスコ州立大学学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s-kozy
47
「ジェロントロジー(Gerontology)」=加齢についての研究。アンチエイジングや若返りについての学問ではなく、「むしろ歳を重ねて豊かになることを『サクセスフルエイジング』として称賛」するそう(36頁)。経験、年齢を重ねながら英知をいかに養うかということか。ある課題にどんなプロセスで取り組むことが一番英知を発揮できるかという研究では、「最も効果があったのは『パートナーとともに話し合い、その後一人になって内省の時間を持った』という人たち」という結果に。(120頁)。なるほど、程よい人間関係と内省力だな。2019/09/22
suzuki
4
本書では、加齢によってあらゆる能力が衰えるわけではなく、「結晶化能力」として分類される能力は生き方によっては生涯伸ばすことができる、と説く。 また、40代からは体(行動体力、防衛体力)、心、社会性の3つの健康の増進を意識すべし、とのこと。 各章にチェックリストやワークがあって、今の自分の状態について把握しながら、人生100年時代の生き方について思いを巡らせることができた。 今後色々な衰えを思い知るのだろうが、生涯を通じてなんらか成長しつづけたい。2022/02/08
Jessica
3
自身の研究のために読んでいた一冊。 ・加齢についての研究を「ジェントロジー」と呼び、加齢によって伸びる「結晶性能力(結晶性知能)」と衰えていく「流動的能力(流動性知能)」がある。 ・大切なのは自分に合う方法や考え方を「選択」すること ・日本に根強い「若者珍重文化」中年世代以降だんだんと仕事のチャンスを奪われる ・歳をとっても多くを「獲得」できる ・中年期を人生の正午と読んだユングから障害発達心理学を提唱したポールバルテスへ。2023/07/23
クローバー
0
これからの生き方を考える上での指針になる良本。そういえばボランティア活動にいそしむという生き方もあるよね、と視野を広げさせてくれたことに感謝。2022/12/04
ジム
0
ザキヤマ。将来を意識するのは大切だ2019/08/12
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