出版社内容情報
パーパスとは何か。なぜ必要なのか。どうやってつくるのか。
いま知りたい疑問に答えます!
「パーパス(揺らぐことのない社会的な存在価値)」が注目を集めている。
日本企業でも、パーパスの策定に取り組み始めたところは多いが、
何から手を付ければいいのかわからない、という声もよく聞かれる。
パーパスと社是、ミッション、ビジョンは何がちがうのか。
本当に経営やビジネスの役に立つのか。
どうすればうまくいくのか。どこで失敗するのか。
どんな手順で進めていけばいいのか。
本書では、そうした素朴な疑問に答えながら、
パーパスの定義や考え方をかみくだいて説明し、
実際にどのように策定すればよいのかを、
先進企業の事例を用いて解説する。
【本書で取り上げる主なケース】
-ソニーグループ:「感動」と「人」を軸とした長期視点での経営を目指す
-オムロン:企業理念「実践」経営により、企業価値向上を目指す
-ネスレ:創業150周年のタイミングで存在意義を再確認し、言語化
-イケア・ジャパン:多様なステークホルダーとビジョンを共有し、社会にポジティブな変化をもたらす
-HILLTOP:「人」を何よりも大切に考え、モノづくりの概念を変える
-西村証券:地域のお客様へ寄り添い顧客本位を貫く
-ユニリーバ:創業当初から受け継がれる基軸
-花王:企業活動の拠りどころとして組織に息づく「花王ウェイ」
-スターバックス コーヒー ジャパン:一人ひとりの顧客と向き合い、最高の体験を提供する
-ラッシュ:地球を救うためにコスメティックレボリューションを起こす
-鎌倉投信:「社会に役立つ本来の金融のカタチ」を追求し、実現する
-飯尾醸造:「モテるお酢屋。」を目指し、酢造りに取り組む
-Looop:エネルギーフリー社会の実現を目指す
-一般社団法人エシカル協会:非営利組織におけるパーパスとは
内容説明
ビジョンやミッションと何が違うのか。本当に役に立つのか。何から手をつければいいのか…現場の疑問に答えます!ソニーグループ、ネスレ、花王のほか多数の事例を収録。
目次
第1章 パーパスとは何か?
第2章 時代の変化とパーパス
第3章 パーパスが息づく企業とは―パーパス・カンパニー
第4章 実践ケース1 パーパスを経営の意思決定や経営事業判断に活かす
第5章 実践ケース2 業務マネジメントやインターナルコミュニケーションに活かす
第6章 実践ケース3 パーパスをファンづくり、顧客接点(ユーザー、消費者、生活者)に活かす
第7章 実践ケース4 パーパスを社会変革に活かす
第8章 実践に向けたアプローチ
著者等紹介
伊吹英子[イブキエイコ]
野村総合研究所へ入社後、戦略コンサルタントとして、サステナビリティ(CSR/ESG/CSV等)に関するコンサルティング実績をゼロから創り上げ、20年以上にわたり、幅広い業種のサステナビリティ戦略の立案、理念・ビジョン策定に関するコンサルティングに従事。同社、コンサルティング事業本部においてプリンシパル、グループマネージャーを経て、サステナビリティ推進室長。これまで、大阪大学大学院などをはじめとする非常勤講師や、数多くの講演・執筆実績がある。国際公共政策博士(大阪大学)
古西幸登[フルニシユキト]
野村総合研究所コンサルティング事業本部プリンシパル。専門は、エグゼクティブ・コーチング、および組織開発。「学習する組織」の原理に基づいた組織開発コンサルタントとして、業種を問わず、マネジメント層に対する「理念・パーパス・ビジョン」を起点とした組織変革プログラムを数多く手掛けてきた。また、経営者向けのコーチングだけでなく、経営人材の育成やリーダシップ開発プログラムの提供も行う。個人と組織に内在している主体性を発現させるダイアログ・ファシリテーションを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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