出版社内容情報
皆さんには、学問や仕事において「師匠」と呼べる存在がいるでしょうか。昨今では、特別な習い事でもしていない限り、師と仰ぐべき人はいないと感じる人が多いかもしれません。しかし、人生において師を持たない現状は、非常に惜しいことだと言わざるを得ません。「三年勤め学ばんより三年師を選ぶべし」という諺があるように、独学で三年の月日を費やすよりも、師を選ぶことに三年の時間をかけるべきです。師匠とは、現代におけるメンターのような存在です。困難に直面した際の精神的な支えとなるだけでなく、自分では気づけない長所や魅力を客観的な視点から見出してくれる存在でもあります。何より、独学では到達できない領域まで「知的戦闘力」を高めてくれる有為な存在です。本書は、現代人に不足している「師から学ぶ力」の重要性を、歴史を通じて明らかにしていきます。
【目次】
内容説明
豊臣秀長も坂本龍馬も小栗忠順も、メンターがいたから頑張れた。独学では身につかない!「師」直伝の知的戦闘力。
目次
第一章 今も昔も、賢い人は師から学んでいる(三年かけて学ぶよりも三年かけて師を選ぶべき;師匠に学ぶことの三つのメリット;師匠を訪ねて三千里!?幕末に流行った”訪問癖”;本が高くて買えないため丸々一冊を書き写した;半年間、深夜から朝まで学びつづけた勝海舟;師匠から学んだほうが圧倒的に効率がいい;自分に合う師を選ぶことが大事。信長ではなく、信玄から学んだ家康;石田三成が最後に負けたのは、師に学ばなかったから;叱ってくれる師がいれば関ヶ原の勝敗も変わった;土方歳三は我流を貫いたことで自滅した;歳三には武士道の基本がなかった)
第二章 なぜ、学ぶのか?一流の目的思考とは?(「強くなりたい」―最前線で戦う術を師に学んだ;なにがなんでも出世したい。そのために師匠を次々に変えた;幕府を守るために最先端の技術を学んだ;与えられた場所で輝きたい―”異動”に耐え得る力を磨いた;二番手として、リーダーを支える全能力を師から学んだ;ここぞという時のタイミングを師から学んだ;絵がうまくなりたい一心で掟破りの勉強法を実践!)
第三章 潜在能力が開花する師匠の賢い選び方(長所を褒め、チャンスをくれる師や上司を選びなさい;時代の先を読む力がなければ、人にものを教える資格はない;気くばりに長けた人物でなければ、人の上に立つ資格はない;短所なんて誰にでもある!部下の長所を伸ばさなくてどうする;師に必要な能力は、相手にわかりやすく伝える力;学びの楽しさを教えてくれる師なら勉強も苦にならない;師に向かない人の共通点とは?宮本武蔵、織田信長の例)
第四章 師から学んだことを活かした人、活かせなかった人(謙虚な姿勢で多くのことを吸収する;学んだことを何に活用するか、事前にイメージしておく;理解したことからどんどん始める;もともと持っている技術を活かす)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は大学・企業の講師をつとめながら、独自の史観にもとづく著作活動を行っている。内外情勢調査会講師、中小企業大学校講師、政経懇話会講師。立花宗茂をテーマにした『加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた(RKB毎日放送)』は第57回ギャラクシー賞優秀賞(2019年度)を受賞。テレビ・ラジオの番組の監修・出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




