出版社内容情報
内容説明
くすりとわらえるはじめてのほうりつエンターテインメント。こどもがおとなになるためのほうりつにゅうもん。
目次
01 アニゲー
02 学校
03 職場
04 犯罪
05 刑務所
06 事故被害
07 ネット
08 裁判
09 司法試験
10 弁護士
11 アトム
著者等紹介
岡野武志[オカノタケシ]
アトム法律事務所代表弁護士第二東京弁護士会所属。高卒フリーター生活10年を経て、司法試験に合格。アトム法律事務所を創業し、グループ全国12拠点の法律事務所に成長させる。その後、2019年から法律をテーマにした動画配信を開始し、YouTube国内ショート動画クリエイターランキング1位(2021年)、TikTok Creator Award教育部門最優秀賞を2年連続で受賞(2021年、2022年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしたけ
52
ゾンビを殺すと犯罪になるか、など変わった切り口から楽しく法律を学べる。内容が平易ですぐに読み切れるので良かったが、内容が浅い印象でもっと濃い・深い内容の解説を読みたかった。個人的に面白かったのは、な曲で犯罪をしたら犯人国の法律で裁かれる、時効直前に逮捕しても時間不足(逮捕立件に2週間位必要)、ジュースのパッケージは果汁量により制限有り(100%=果物スライスや果汁が滴る様子OK、100%未満は×、5%未満=果物デフォルメイラストのみ使用可)、交通事故慰謝料は保険会社は低め助言するので弁護士要相談、など。2024/04/22
Kanonlicht
46
アニメやゲームなどフィクションの世界の行動は日本の法律ではどんな罪に問われるのかといった冗談的なものから、日常のささいな出来事についての法解釈、裁判や弁護士に関することなど、硬軟織り交ぜて寄せられた質問に弁護士の著者が答えていく。紹介される事例も面白いし、どちらかというとあまりお近づきになりたくなかった弁護士に対しても少し親近感が湧いた。「デスノート」に名前を書いても殺人罪に問われないのかー。2024/02/26
えっくん
38
★★★★☆法律といえば難しいイメージがありますが、弁護士でありYouTuberでもある著者が分かり易く法律事案を解説した本です。中には「ゾンビを殺したら犯罪?」「デスノートに名前を書いたら殺人罪?」といった奇想天外な事例もありますが、法律が身近に感じられるような興味深い内容でした。死刑執行手当が2万円といった刑務所内の話、弁護士の34%は所得200万円以下という法曹界の実情を解説した蘊蓄も満載で読み飽きることなく読了できました。最終章は著者が開設する弁護士事務所の宣伝も盛り込まれ商売っ気も感じましたが…。2024/01/07
Twakiz
36
現役弁護士さんが質問にフランクに答える形でこんなケースはこんな法律に反する可能性があると解説したもの。著者は高卒の学歴で司法試験合格、自身の事務所を設立されたやり手の方のよう。前半はゲームやアニメにちなんだ軽いテイスト(クレヨンしんちゃんみたいにお尻出したらどうなる?)から始まり、後半は転売ヤーやブラック企業はどうかのようなトピック。司法試験の仕組みや裁判の実際など興味深かった。司法試験合格者のうち90%は弁護士になり、裁判官や検事は5%ずつでその中でも狭き門なのだそう。裁判のお世話にならずに過ごしたい。2024/01/03
みゃーこ
27
この本読みやすくて質問も面白くて、さくっと読めちゃった、また第2弾とか出してくれたら絶対に読む!法律がこんなに面白いなんて知らなかった、もっともっと法律に詳しくなってみんなが生きやすい世の中になっていけばいいなぁ。2024/03/09