出版社内容情報
内容説明
くすりとわらえるはじめてのほうりつエンターテインメント。こどもがおとなになるためのほうりつにゅうもん。
目次
01 アニゲー
02 学校
03 職場
04 犯罪
05 刑務所
06 事故被害
07 ネット
08 裁判
09 司法試験
10 弁護士
11 アトム
著者等紹介
岡野武志[オカノタケシ]
アトム法律事務所代表弁護士第二東京弁護士会所属。高卒フリーター生活10年を経て、司法試験に合格。アトム法律事務所を創業し、グループ全国12拠点の法律事務所に成長させる。その後、2019年から法律をテーマにした動画配信を開始し、YouTube国内ショート動画クリエイターランキング1位(2021年)、TikTok Creator Award教育部門最優秀賞を2年連続で受賞(2021年、2022年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kanonlicht
65
アニメやゲームなどフィクションの世界の行動は日本の法律ではどんな罪に問われるのかといった冗談的なものから、日常のささいな出来事についての法解釈、裁判や弁護士に関することなど、硬軟織り交ぜて寄せられた質問に弁護士の著者が答えていく。紹介される事例も面白いし、どちらかというとあまりお近づきになりたくなかった弁護士に対しても少し親近感が湧いた。「デスノート」に名前を書いても殺人罪に問われないのかー。2024/02/26
みき
57
法律の面白小咄として読むのであれば非常に良い本。肩肘張らずに読むことができる。とはいえ有名な小咄も多いのでこういった本を数冊読んだことのある方は少し物足りないかもしれない。法学の本として読むのであれば間違いなく内容は薄い。そもそもの論点をすっ飛ばして結論だけという構成なので、そこを学ぼうとするには不向き。また最終章で著者の事務所の宣伝が延々と続いており、そこは疑問に思わざるを得ない。まぁ前述の通り小咄の本としては非常に面白いのでノリを含めて法律にあまり接してこなかった人には楽しく読める本だと思う。2024/05/13
よしたけ
56
ゾンビを殺すと犯罪になるか、など変わった切り口から楽しく法律を学べる。内容が平易ですぐに読み切れるので良かったが、内容が浅い印象でもっと濃い・深い内容の解説を読みたかった。個人的に面白かったのは、な曲で犯罪をしたら犯人国の法律で裁かれる、時効直前に逮捕しても時間不足(逮捕立件に2週間位必要)、ジュースのパッケージは果汁量により制限有り(100%=果物スライスや果汁が滴る様子OK、100%未満は×、5%未満=果物デフォルメイラストのみ使用可)、交通事故慰謝料は保険会社は低め助言するので弁護士要相談、など。2024/04/22
えっくん
38
★★★★☆法律といえば難しいイメージがありますが、弁護士でありYouTuberでもある著者が分かり易く法律事案を解説した本です。中には「ゾンビを殺したら犯罪?」「デスノートに名前を書いたら殺人罪?」といった奇想天外な事例もありますが、法律が身近に感じられるような興味深い内容でした。死刑執行手当が2万円といった刑務所内の話、弁護士の34%は所得200万円以下という法曹界の実情を解説した蘊蓄も満載で読み飽きることなく読了できました。最終章は著者が開設する弁護士事務所の宣伝も盛り込まれ商売っ気も感じましたが…。2024/01/07
禿童子
34
気軽な法律相談を本にした、というところか。岡野武志というキャリア15年の現役弁護士がふざけた質問を含めてシロートの素朴な疑問に千本ノックよろしくザックリ回答する。ゾンビが現実にいるとして、ゲームの世界みたいに問答無用で殺してはいけない。その理由は?といったものから、具体的で役に立つQ&Aまで。さらっと読めて分かりやすい。法律事務所の宣伝もあるが、読んで損はないと思う。2024/08/13
-
- 和書
- やさしいしくみの経理入門