文春文庫<br> プリンセス刑事(デカ)

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文春文庫
プリンセス刑事(デカ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167911560
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

女王の統治下にある日本で、王女・白桜院日奈子がなんと刑事になった! 血が苦手な若手刑事とのコンビで挑むは、凶悪な連続殺人!化学ミステリー「Mr.キュリー」シリーズで人気を博す著者が、文春文庫に書き下ろしで初登場!これまで、化学を題材に様々な良質のミステリーを生み出してきた著者による、今回のケミストリーは美少女プリンセス×刑事ミステリー!!



女王が国を統べる日本というパラレルワールドを舞台に、王位継承権を持つお姫様が刑事となって大活躍! 彼女を支える若手刑事とのバディものとしても楽しめる、とびきりキュートなミステリー。



憧れの刑事になった青年。同じ課に配属された新人刑事は、なんと、王女様!?――美しく気高いプリンセス刑事、爆誕! 著者がずっと温めていた構想がついに花開く。



主人公は、あまりにも立場の違う王女とのコンビに、戸惑いながらも、共通の話題を見つけ、また、彼女の刑事という職業への真摯な思いに触発され、自らも変わっていく。ふたりが挑むのは、凶悪な連続殺人。ふたりは、さまざまな試練を超え、真相にたどり着き、事件を解決することができるのか――。



ふたりの“バディ”をとりまく、個性豊かな身辺警護役の刑事や、妹思いが過ぎる兄王子、などなど濃いキャラクターにも注目!

喜多 喜久[キタ ヨシヒサ]
著・文・その他

内容説明

女王統治下にある日本。現女王の姪で、王位継承権第五位の王女・白桜院日奈子が選んだ職業は、なんと刑事だった!?「ヴァンパイア」と呼ばれる殺人鬼による連続殺人事件の捜査本部に配属された日奈子と、彼女のパートナーに選ばれた若手刑事の芦原直斗は、果たして凶悪な犯人を逮捕することができるのか―?

著者等紹介

喜多喜久[キタヨシヒサ]
1979年、徳島県生れ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。2011年、第9回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞した『ラブ・ケミストリー』にてデビュー。「化学探偵Mr.キュリー」シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

90
王位継承権第五位の王女がキャリアながらも現場で刑事として事件に挑む。エピローグもイイ感じで終われてよかったです。2018/11/26

ゆきちん

47
代々、女王が統治する国日本で、現女王の姪で王位継承権第5位の日奈子様が国民のために?選んだ職業は刑事だった…表紙オチかと思ったら、わー、ホントにありそう!な世界で刑事するプリンセスが描かれている。事件は様々な方法で殺人を犯し遺体から血液を持ち去る連続殺人魔「バンパイア」この作家さんでプリンセスネタだけってと思ったら犯人を追い詰める過程やオチでやっぱり化学知識が出てきてなんかホッとした。犯人はお前だー、違う、お前だー、やっぱりお前だー!のパターンのヤツ。続編ありそう。プリンセスの兄とか脇役もいい感じだし!2018/10/22

一華

41
奇しくも…?今上天皇の退位が来春に迫り、また、高円宮家の御息女の御結婚により…俄かに「女系天皇論」に注目され始めている今……いろんな思いを残した作品でした。根底に凶悪な事件があるのですが、とにかく、日奈子殿下と芦原刑事のコンビから目が離せない。設定としてはありえそうにもないが、こんなにまっすぐな姫さまなら…日本警察、イヤ日本国民の意識改革にひと肌脱いでくれそうですよね。その辺の役に立たない政治家よりもよっぽど役に立つ!ってもんです。今後にも期待!2018/10/31

よっち

41
女王が国を統べる日本というパラレルワールドを舞台に、王位継承権を持つキャリアとして着任した王女・日奈子が新人刑事とコンビを組んで「ヴァンパイア」の連続殺人事件に挑む警察小説。最初は一般人としての感覚や刑事としての経験に乏しい日奈子とコンビを組むことになって振り回されていた所轄の若手刑事・直斗が、彼女の事件解決に対する強い意志に感化されて協力するようになってゆく展開で、日奈子の強い信念と彼女を応援する多くの人に支えられながらの事件解決でしたけど、このコンビが活躍する物語の続きをまた読んでみたいと思いました。2018/10/28

ハゲおやじ

39
三連休に読了。好きな作家ではあるが、前回読んだ「推理は空から舞い降りる…」がイマイチだったので 今回も期待はしていなかった。そもそも、優秀な女性が主人公って 私には合わない(勝手なコンプレックスね)。しかし、設定が面白く ”そんな馬鹿な” の連続だけど 私には合っていた。犯人もコイツだろうと思っていたが、最後まで裏切られ?つつ進んだ。光紀とか間々田とか怪しい奴が多かったもんね。心理学って…と真に受けて考えちゃうところが、私は幼稚なんだけど、ラストは ホッと出来て良かった。次 どうしよう。2019/07/14

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