目次
第1章 日本と日本企業が直面している不都合な真実(もう日本では「高品質で安く」はつくれない;「コスト削減」に未来はない;日本のすべての企業にとって、「高く売ること」こそが最重要;「高く売る」ためには何が重要か)
第2章 質の高い情報を活かし切る―あらためて押さえたいビジネスの前提条件(「価値観の差」が利潤になる;営業の仕事は「売りに行く」ではなく「情報を取りに行く」こと;情報を「覚えていること」に意味はない―社員の思考に影響を与えている要素;非人間的な働き方で成り立つ仕事は結局、価格競争にしかならない;ビジネスモデルの意味と、レッドオーシャンを抜ける方策)
第3章 日本と日本企業が変わるべき姿―ビジネスにおける「場」とデジタルの意味(オフィスは何をする場か―昭和のオフィス、令和のオフィス;オンライン/オフライン併用時代に必要なもの、いらないもの;生活と文化を取り込まないと、売れる商品は生まれない;「文化の幅」を理解すれば、価値観の差でビジネスができる;COVID-19で人は本当に地方に行くのか?;DXはコスト削減のためのものではない―デジタルの本質は「奴隷解放」)
第4章 2020年代を乗り越えるために―経営、人、そして具体的な方向性(過去ではなく「未来」で勝負する;人間の力を強みにするために必要なこと;これから何が起こるか?―2020年代を生きるためのデジタルの基礎知識;日本の中小企業に眠る技術力を活かすには?)
著者等紹介
別所宏恭[ベッショヒロユキ]
レッドフォックス株式会社代表取締役社長。1965年兵庫県西宮市生まれ。横浜国立大学工学部中退。独学でプログラミングを学び、大学在学中からシステム開発プロジェクトなどに参画。1989年レッドフォックス有限会社設立、1999年株式会社に組織変更し、代表取締役社長に就任。モバイルを活用して営業やメンテナンス、輸送など現場作業の業務フローや働き方を革新・構築する汎用プラットフォーム「SWA(Smart Work Accelerator)」の考え方を提唱し、2012年に「cyzen(サイゼン、旧称GPS Punch!)」のサービスをローンチ、大企業から小規模企業まで数多くの成長企業・高収益企業に採用される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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